表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
50/114

節約と無理

 しかし、その生活は、父と母の涙ぐましい節約の上に成り立っているという事実も、俺は知っていた。

「息子と娘には楽をさせて、親である自分達は質素な生活を続ける。そんな人生を、幸せとは思えません」

 俺は、正直な気持ちを述べた。すると、父が反論した。

「漢一、僕が幸せかどうかは、僕が決める。僕は、漢一と歌子が生まれてから今まで、ずっと幸せだったと思っている。文子には、苦労をさせてしまって……」

 申し訳ないと、父が言いかけた時、それを遮る様に母が言った。

「いいえ、私も幸せです」

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ