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拒絶と許容
祖父は、見下す様な顔で笑って、こう言った。
「幸運ね……。だがしかし、変わり者というのは、自分が他人と違う事に優越感を持っているだろう。変わっている性格に対して、喜んでいる。わしには解せないがね」
この言葉を聞いた俺は、祖父に告げた。
「それですよ。お爺さんが改めるべき事は。解せないと言って、すぐ他人を卑下する。お爺さんは、自分と同じ様にできなければ、容赦なく切り捨てています。ご自身は、他人の力を借りて生きているのに。受け入れるのは、自分と似た性格の他人のみに、限定されていますよね。現在の社会を築いてきた人間が、皆、お爺さんと同じ様な性格だったと、思いますか?」
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