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一方的な嫌悪
祖父と父の不仲は、祖父が一方的に父を嫌っているというものであった。
父は、家族の前で、決して祖父を非難せず、祖父に敬意を表していた。それが一層、見ている俺や母、そして祖母の心を締めつけた。
祖父に対して、父を認めてほしいと俺は願った。だが、俺の思いを嘲笑うかの様に、父にとって良くない事が起こってしまった。
父が、職場の上司から、リストラを理由に退職を勧告され、仕事を辞めさせられてしまったのである。それは、俺が中学校に入学してすぐの頃だった。
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