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感謝の気持ち
父の事に関する母の姿勢は、俺にとって救いであった。また、俺だけでなく、祖母にとっても、救いであった。
父と祖父の不仲は、父の中学不登校という出来事があって以来、長く続いてしまっていた。そして祖母は、この事に心を痛めていた。
親子関係が上手くいっていない事に対する悲しみ。さらに、腹を痛めて産んだ子を、貶される悲しみ。多少の例外はあるかも知れないが、自分の子を貶されて、嬉しいと喜ぶ親など、いないのである。
祖母は、機会がある毎に、母へ感謝の気持ちを伝えていた。
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