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悲観的と楽観的と向上心
父は不器用な性格であったが、物事を決して悲観的に捉える事なく生きていた。そして父は、俺や妹と愛してくれていた。
「漢一、あの時は僕のために、歌子を叱ってくれたのだろう。ありがとう。あと、あの時、歌子が発したあの言葉を聞けたのは、漢一が歌子に言葉を投げかけてくれたからだ。本当にありがとう」
感謝の言葉を述べる父を見た俺は、これから先、父に心からの敬意をもって接しようと決めた。
妹については、他にも色々と大変だったのだが、父の不器用だが前向き性格が、一家に平和をもたらしてくれていた。
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