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束の間
両親は、手土産を買って帰ってきて、家では、土産話をしてくれた。
とても楽しそうな両親の様子を見て、俺は嬉しいと感じた。やっと、父と母が、自分達のための人生を、謳歌できている。
それまでは、家族の事を優先させてきた。その姿を見てきた俺にとって、この時期の両親を見る事は、とても幸せであった。
だがしかし、この幸せは、たった3年で終わってしまった。
父が病気になってしまったのだ。病院へ行った時には、既に手の施しようがない状態であった。
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