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残念な息子
ともあれ、身内の意見を聞いて、同僚の方が現状を正しく把握できており、おそらく俺の認識がずれていると、俺は思った。
だが、客観的な意見を聞きたかったのに、気づけば身内に意見を求めている。俺は、少し違和感を持った。
客観的な意見を聞いて、父の事を正確に知りたいと考えていた。
そして、その事を同僚にも伝えていたはずなのに、何故、身内に意見を求めるべきだと言われたのか、俺は疑問を抱いた。
そんな俺に、両親と祖母は、言った。
「漢一、自分が不幸の原因だなんて言わないで」
同僚の意図を、俺は察した。
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