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銃のカスタム

拳銃と小銃がごっちゃになっているので注意

 銃には色々なカスタムが可能だがそれは別にグリップをつけたりサイトを付けたりする事をさすのではない。それらはアドオンであり厳密にはカスタムではない。ここではカスタムのいくつかの例を挙げていく。


RAS・RIS

 Knight’s Armament Company(ナイツアーマメント社)の作り上げたものでようするにレールシステムのことである。現在はどの銃にもこれが付けられているのが見られいかに優れたカスタムであるかがわかる。

 なおこの会社の名前は別に中2な理由で付けられたのではなくAR系で有名なユージン・ストナー氏の弟子であるこの会社の設立者リード・ナイツの名前から来ている。本当にこんな名前をした人物がいるとは私も思っていなかったためびっくりである。

 そのうちナイツ財団とか立ち上げてやたら賢い車一台で世界平和を目指さないか友人と賭けをしているが今のところその兆候は見受けられない。


サイト

 アイアンサイトをとっぱらってフリップサイト(あげたり下げたり出来るサイト)に交換するシューターは多い。何故なら光学機器の邪魔だからである。

 他にもサイトに放射性物質(蛍光ペンキ等)や明るい色のペイントを塗って暗い場所や黒いものを狙ってもよくわかるようにするのも重要な改造である。蛍光ペンキ2mgで出来るカスタムだがその効果はバカにできない。


サプレッサー

 意外と知られていないが通常サプレッサーを付けられるようにするには銃身の先端に改造が必要である。けん銃などで銃のスライドより銃身が飛び出ているものを見受けられるがそれらはサプレッサーを付けられるよう改造したあとである。ただしベレッタのけん銃は単純にかっこいいデザインである。なぜならイタリア人だから。


ハンマー

 拳銃のハンマーは改造されやすいパーツである。それはトリガーを上げたり下げたりしやすくするためであったり壊れにくくするためであったり服などに引っかかりにくくするためである。意外にこの引っかかりにくいというのは重要で引っかかって銃が抜けないという間抜けな警官も多いとか。トリガーの上げ下げはデコッキングレバーが無い銃で手袋を付けたまま操作するのが大変だからだ。


トリガー

 これはトリガーの引きをよくするためであったりひきやすくするためであったり逆に引きにくくするためであったりと様々な改造がなされる。

 重くする理由は例えばこち亀の中川君がフェザーライトに改造した44マグナムを暴発させたように、軽すぎるとふとした拍子に暴発させる危険性があるからだ。

 では重ければよいかと言うとそうではなく引き金を引くさいにどうしても重厚がブレてしまい命中精度が低くなってしまう。ほかにも某デュークで東郷なお方はハンマー式ではなく電気で炸薬に点火させる方式のカスタムもある。この場合タイムラグがほぼなくなる上に引き金を引く際のがたつきも無いため命中精度が飛躍的に上昇する。が壊れやすいかもしれないし整備はとても大変。

 その他にもトリガーガードが狭すぎてグローブを付けると握れなかったり握りにくかったりする場合があるのでそういう時により広くしたりあるいはフィンガーレストと呼ばれるトリガーに指をかけずに指を置いておくところがついたものがある。これはトリガーに指をかけたまま持っているとふとした拍子に暴発してしまうからだ。

 

フリーフロート

 銃身とそのカバーの間に接点を持たせないことで重心に負荷を掛けず、精度をあげるカスタムの事。最近はこのカスタムが多いですね。


ライフルリング

 ライフリングとは銃身内部に刻まれた溝でこの狭さや多さで弾の回転が変わる。多くすれば良いというわけではなく、多ければ多いほど当然だが損耗が激しくなる。かと言って少なくしすぎると回転が少なくなりより風などに影響をうける。

 このライフリングを右回りにしたり左回りにしたり線の数を多くしたり少なくしたり回転数を上げたり下げたりして精度を変えていく。


銃身

 最近の研究で銃弾は適切な銃身の長ささえ確保していれば命中精度自体に変わりが無いということがわかった。しかしながら長い方が弾の威力は大きいし反動や跳ね上がりも大きくなるのであまり短くても問題になる。

 しかし長いとながら車などを使う際にしまう場所に困るし室内に入る際もやはり持ち運びに苦労する。長くても短くても一長一短なのだ。


ストック

 この改造はよくなされており主に伸縮式のストックになったり形の変わらない固定ストックになったり横や縦にしまえるフォールディングストックなどがある。ワンタッチで色々形が変わったり収納場所を確保したものなど多彩な種類がある。

 珍しいところだとロシアのPP2000ではストックが無いバージョンの場合マガジンをさしてストックの代わりに使うとか。

 また極寒地では鉄ストックだと皮膚がひっついてしまい大変な怪我につながるため木製ストックが多い。プラスチックでは割れてしまうのではという懸念から木製にカスタムする人は多いようだ。


スライド

 スライドの改造なんてあるのかとよく聞かれるがかみ合わせをタイト(きつく?)することによってガスの漏れ具合も違うし弾の命中精度も違う。


グリップ

 剣も握り一つで全てが変わってくるというが銃もそれは同じで、大きすぎると銃をきちんと保持できなかったりラバーグリップにして持ちやすくしたりする。溝を刻むだけで全く違うのでよく改造する人がいるが、削ったりする場合は強度がかわるしマガジンによっては入らなくなるので注意が必要。

なおグリップレーザーサイトなる摩訶不思議なものも存在し色々と調べてみるのもおもしろいかもしれない。


マズル

 銃口には色々な改造がなされるがたとえばそれはマズルフラッシュを抑えるものや銃口の跳ね上がりを抑制したりするためのものがある。場合によっては熱を逃がしやすくして銃身が焼け付くのを防ぐものもある。が銃身に穴をあけてひたすら音を大きくするような魔改造も存在する。


口径

 元々その銃の口径ではない口径に改造する場合があり、たとえばM4が優秀だからと言って5・56から7・72に変更したり38口径のMP5をさらに口径の小さい22口径にしたりする。これらはパンチ力を上げたかったり、逆に威力を下げたかったり、手になじんだ操作しやすい銃で違う口径を撃ちたかったり音の小さいたまに変えたかったりする場合に行われる。


ソードオフ

 銃身を切詰める事。ライフルなどでも持ち運びのために行うことがあるがオートマチックの場合十分な放熱ができなくなったりする。代表的な例だとM4などがこれにあたり悲惨な場合だと薬室やマガジン近くまで熱が伝わり暴発することもある。

 ショットガンなどの場合は銃身が長いほど弾が安定するのでより早く玉を散らすためにする場合もある。


マガジン挿入口

 あまり知られていないがマガジンの挿入口を広くして入れやすくするパーツは多くのメーカーが作成している。ストレス下で正しくマガジンを挿入させる事が困難であるからだ。小さい部品で劇的に変わるのでおすすめだがAK等のように挿入するのでなく取り付けるタイプのものには無いようだ。


カスタムは色々な会社が行なっており多種多様なカスタムが存在する。

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