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茶色の場合  作者: Kwyt
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決戦

――1940年11月28日(サンクスギビング)14時、ピュージェットサウンド海軍工廠、戦艦サウスダコタ、太平洋艦隊司令部


「長官、輸送艦20隻からなる部隊がコディアックから南下しています。現在コディアックの南1000km、ファンデフカ海峡入口の北北西600kmの地点を30ノットで南下中。11時間で海峡入口まで到着します。目標は不明ですが2個師団程度を強襲上陸させられます」

「全艦出航準備、ディナーは中止。ウィッビーの艦爆は」

「出せますが、2時間で日没になります。間に合いません」

「空母と護衛駆逐艦はピュージェットサウンドに退避。戦艦部隊は迎撃にでる」

「ボーイング工場、ウィッビー島飛行場、工廠に州兵を動員して警戒体制をとらせろ。オリンピック半島沿岸部のインディアン居留地に見張りを配置。大騒ぎになる。カナダ人には文句をいわせるな。艦爆は明朝7時半、日の出とともに攻撃させる」


――1940年11月29日0時、ファンデフカ海峡入口の北西50km 輸送艦


「敵主力艦8隻、随伴艦多数、出撃を確認。現在彼我の距離100km」


――1940年11月29日0時30分、ファンデフカ海峡入口の東30km サウスダコタ


「敵輸送艦20隻、横並びで30ノットで突入してきます。現在彼我の距離50km」

「なんのつもりだ。射撃準備」


――1940年11月29日1時0分、ファンデフカ海峡入口の西20km 輸送艦


「飽和雷撃戦用意。全艦停止。180度転回。後進全速。各艦前から3列分の魚雷90発を、南側10隻は海峡に平行に左右20m間隔となるように調整して調停深度1mで、北側10隻は海峡の南側に0.5度ずつ角度を変えて調停深度2mで、順次泛水開始。沿岸住民にラジオで退避をよびかける」


挿絵(By みてみん)


――同時刻、ファンデフカ海峡入口の東20km サウスダコタ


「距離33000」

「射撃開始」

「敵艦停止」

「え」

「魚雷疾走音多数。さらに増えます。魚雷の壁が進んできます」

「全速前進」


――1940年11月29日1時30分、ファンデフカ海峡入口 輸送艦


「命中音多数。爆発音多数」

「敵艦隊全滅」

「全艦停止。180度転回。前進全速。ピュージェットサウンドに突入」


――1940年11月29日2時30分、ウィッビー島沖 輸送艦


「各艦飛行場と空中退避の敵機に射撃」


――1940年11月29日3時30分、シアトル沖 輸送艦


「ボーイング工場射撃」


「敵空母4、駆逐艦8。各艦魚雷1列、30発泛水」


「海軍工廠射撃」


「敵空母3、駆逐艦5。各艦魚雷1列、30発泛水」


「脱出開始」


――1940年11月29日7時0分、ファンデフカ海峡入口 輸送艦


「敵小型機70機程度来襲」

「対空戦闘用意」


――1940年11月30日 参謀本部


「魚雷3000発使って戦艦8、空母7、重巡6、駆逐艦多数撃沈です。主力艦でも複数発くらうと沈みます。命中率は4%程度と思われます。飛行機の撃破は30機程度ですが、地上でも100機程度は撃破しているはずです。輸送艦の被害は沈没3隻、中破5隻にとどまりました。空荷ですとなかなか沈みません」

「天然ガスタンクのプレス技術を応用して、大型化した酸素魚雷を量産できたのがよかったですな」

「米海軍が戦艦2隻、空母2隻までへった。大西洋に主力艦はない。そろそろ頃合いだな」


地図データはOpenStreetMapを使用しており、Open Data Commons Open Database License https://www.openstreetmap.org/copyright が適用されます。


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