天1号作戦
天1号作戦部隊 全速30ノット(55km/h)
110m級輸送艦(神州丸型)×20 うち4隻狭船体
40cm砲×3
偵察機×6
攻撃機×3
トラック化歩兵1個師団
飛行場建設部隊
支援部隊
スターリングラード南航空隊
長距離電子偵察機
制空戦闘機
――1939年7月22日17時 カスピ海 モスクワまで3000km
「天1号作戦部隊出撃」
「全速前進」
――1939年7月22日23時 スターリングラード上空 -2500km
「全面電波妨害開始」
「対空砲、重砲制圧開始」
「機雷投入見られません」
――1939年7月23日1時50分 スターリングラードの南 -2509km
「全速を維持。10cm砲射撃開始。20cm射程のみあわせて撃て」
――1939年7月23日2時00分 スターリングラード -2501km
「面舵いっぱい。機銃射撃開始」
――1939年7月23日2時10分 スターリングラードの北 -2491km
「突破しました。被弾多数。一隻航行不能、座礁しました。他19隻航行に支障なし。対機銃2機破損。人員に被害なし。座礁した艦は自力浮上後カスピ海方面に撤退の見込み。スターリングラード南からの艦載機を着艦させます」
――1939年7月23日9時 サラトフ -2100km
「偵察機より報告、サラトフ付近の敵の行動微弱」
――1939年7月23日17時 サマラ -1650km
「サマラ通過、敵の抵抗微弱。以後の損傷艦の部隊はモスクワを目標とすべし。ただし直線距離1000km」
――1939年7月24日0時 カザン -1250km
「カザン通過、敵の抵抗微弱。ゴーリキー付近に敵集結しつつあり」
「さすがにここまでのようなわけにはいかんか」
――1939年7月24日4時 ゴーリキー東方200km地点 -1050km
「日の出です。偵察機より報告。ゴーリキー付近に機影約100機を電探により確認。こちらに時速350kmで移動中」
「艦載機全機空中退避」
――同時刻 バルト海
「タリン、クロンシュタット港口機雷封鎖確認。上陸作戦開始位置につけ」
――1939年7月24日4時30分 ゴーリキー東方170km地点 -1020km
「敵攻撃隊100機、接近中。対空戦闘用意。全面電波妨害開始」
「距離1万、各艦10cm砲射撃開始」
「距離4500、各艦40mm射撃開始、急降下爆撃機約60を優先」
「敵機後方直上、急降下爆撃機約40」
「全艦逆進全速」
「敵20機投弾」
「被弾2。自爆1。1隻火災」
「全艦前進全速」
「1隻減速15ノット。18隻航行に支障なし」
「損傷艦の部隊はゴーリキー周辺航空部隊の制圧を目指すべし」
――1939年7月24日7時 ゴーリキー東方100km地点 -950km
「攻撃機発進。敵重砲を撃破すべし」
――1939年7月24日8時 ゴーリキー -850km
「ゴーリキー通過します」
――1939年7月24日9時 ゴーリキー西方50km地点 -800km
「敵攻撃隊30機、接近中。対空戦闘用意。全面電波妨害開始」
「距離1万、各艦10cm砲射撃開始」
「距離4500、各艦40mm射撃開始、急降下爆撃機約15を優先」
「全機撃破」
「作戦成功地点に到達。天2号作戦開始」
――1939年7月24日9時 フィンランド湾
「フィンランド、トルコが対ソ宣戦布告」
「上陸作戦開始」
――1939年7月24日14時 ヤロスラヴリ東方50km地点 テレビ
「こちらはモスクワの東北約250kmの地点にある陸軍ヴォルガ戦隊です。現在モスクワ市民の解放に向かう上陸部隊の陸揚げが開始されております。部隊は、ロシア解放共同戦線を構成する、日、フィンランド、トルコ、満、蒙、カザフ、グルジアの国旗を掲げております」
――1939年7月24日16時 ヤロスラヴリ西方50km地点 -400km
「天2号作戦部隊はフィンランド空軍の支援のもと、レニングラード南方に上陸、橋頭堡を確保しました。ヤロスラヴリ上陸の1個連隊4隻は橋頭堡を確保、飛行場建設を開始しました。モスクワ近郊の部隊のうち2個師団が北上を開始しています」
――1939年7月24日21時 ドゥブナ -130km
「上陸開始。全面電波妨害。主力は即時南下開始。1個連隊はモスクワ運河制圧を図る」
――1939年7月24日22時 ドゥブナ -130km
「第18神州丸乗員は最低限を残して下船。転回90度。バラストタンク注水」
「座礁しました」
「左右の水門開け。以後モスクワ運河の水量を調節する」
――1939年7月25日1時 モスクワ上空 テレビ
「現在モスクワ上空からお送りしております。深夜ですが、サーチライトが空を照らし、高射砲の発砲が続いております。ただいま、中心部で大きな爆発がおきました」
――同時刻 ニクリスコエ北方、モスクワ運河人造湖 -37km
「観測機位置連携よし」
「40cm砲徹甲弾発射用意。最大射程。目標クレムリン」
「仰角0.2度下げ、方位0.1度左」
「効力射開始」
――1939年7月25日1時 モスクワ上空 ラジオ
「この放送をお聞きのロシアのみなさん、こちらはロシアの人々を共産党から解放するために立ち上がった共同戦線の報道部です。現在クレムリンは火の海となっております。クレムリン周辺は危険ですので避難してください。我々はロシアの人々のために戦っているもので、ロシアの占領、人々に危害を加えるなどの意図はありません。民間人で支援を必要とされるかたはお知らせください。医療、食料の援助、避難の支援をいたします。停戦を希望される軍の部隊の方は白旗を上げて発砲を停止していただければ、こちらも直ちに発砲を停止します」




