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第52話 夏休みの成果 ーまずは順調ー

季節は夏が終わり、今は9月上旬、でもI大はまだ夏休みだ。

 

もしかしたら、I大だけかもしれないけど、教育実習期間もI大学は休みなんだ。

 

 

 

パンデミック前はこの期間も遊んでいたなー。

 

世間は夏休みが終わっているが、I大はまだ夏休み中で、空いている行楽地に優子と出かけたっけ。。。

 

当然、健司(=元恋人)と翔(=優子の元恋人)と共に。。。

 

 

 

でも、今はバカ(=孝)を始め、I大の100分の1の男性は、旅行の自由は無いから、行楽地に出かけるなんざ、夢のまた夢だけど。。。

 

 

 

 

 

さて、CCコースの3年生のうち、瀬名をはじめ、教育実習(第50話、第51話)に臨んでいるクラスメート数名は、現在不在だ。

 

一方、9月になり、インターンシップ(第44話)を終えた優子達、一般企業に就職希望のCCコースの3年生はI大学に戻ってきた。


実はCCコースは、一般企業に就職希望の生徒の方が、教員志望の生徒より多い。というか、教員志望は少数派だ。


というのも、CCコースはIT技術を学ぶので、一般企業への就職率が高いためだ。

 

 

 

話を戻すと、インターンシップから生徒が戻ってきたので、CCコースの先生方は課室の利用を認めてくれた。

 

そして、私とバカ(=孝)は勉強する場所を図書館から課室に戻した。

 

もちろん、優子をはじめ、インターンシップを終えたクラスメートも課室にいる。

 

 

 

 

 

え?

 

なぜ、まだ夏休み中なのに、クラスメートが課室にいるのかって?

 

 

 

そりゃ、教育実習が終わる9月下旬には、上期のテストと、課題提出があるからなんだ。

 

つまり、課題提出と、テスト対策のため、課室にはクラスメートが多いんだ。

 

 

 

 

 

実は、教育実習中の瀬名は、課題をすでに8月下旬に提出済だ。

 

 

 

そして、特別課題(第43話)を課せられている私とバカ(=孝)にいたっては、課題なんて7月末に提出済だ。

 

なぜって?

 

そりゃ、特別課題が滅茶苦茶難しいからだ。

 

とっとと、課題を終わらせておいて、特別課題に注力しているって訳。。。

 

で、、、毎日、特別課題に唸らされている。。。

 

 

 

 

 

一方、インターンシップを終えた女子クラスメートにとって、教育実習による、瀬名の不在は支障が生じていた。

 

というのもね。。。

 

私を含めて、大学2年の下期までは、課題やテストの対応は、女子クラスメートは瀬名に頼りっきりだったんだ(第2話)。

 

 

 

ほら、バカ(=孝)は女子クラスメートからは浮いていたし(第2話)。。。

 

で、バカ(=孝)から遠く引き離されているとは言っても、CCコースで2番目の成績を収めていた瀬名にこの時期は頼りっきりだったって訳。。。

 

 

 

 

 

しかし、今、瀬名は教育実習で不在だ。

 

仕方がないから、女子クラスメート達はバカ(=孝)に質問してきたって訳。。。

 

さっきは優子は教科書持って、バカ(=孝)に話しかけたし。。。

 

「孝ー、これ教えてー!」

 

 

 

里子に至っては、手を合わせて拝んでた。。。

 

「孝! お願い! お前が提出した課題のコピーちょうだい!」

 

 

 

(あきれた笑い)がはは。。。

 

 

 

 

 

この状態を見かねてね。。。

 

というより、私以外の女の子が、バカ(=孝)とベタベタするとムカつくし。。。

 

おまけに、バカ(=孝)のヘルプがないと、私に課せられた特別課題がちっとも進まないし。。。

 

 

 

しょうがないから、私は優子が持ってきた教科書を広げて、説明したわけさ。。。

 

「あー、優子。。。これはね。。。」

 

 

 

里子に至っては、私が提出した課題のコピーを渡したわよ。。。

 

 「里子、このコピー使いな。。。」

 

 

 

 

 

え?

 

なんで、私が優子の質問に答えたり、里子の頼みに対応できたかって?

 

 

 

そりゃ、特別課題は、課題やテストの内容は、基礎として、当然分かっていないとできないものばかりなためさ。。。

 

そう、7月末には課題を提出していたのは、まずは『基礎固め』という意味もあったのさ。。。

 

 

 

ま、当然、バカ(=孝)の勧めだったんだけど。。。

 

 

 

 

 

一方、私がスラスラ答えているところを見た、女子クラスメートは驚いていたね。。。

 

特に2年生の下期まで、私と同じ、低空飛行をしていた優子と里子は驚いたわよ。。。

 

里子は私が渡した課題を見て驚いていたし、、


「え! えー!! 愛唯、もう課題できちゃったの?」

  

  

  

優子に至っては、唖然としていたわよ。


「愛唯、どうしちゃったの? 私と同じ、低空飛行していたよね?」

 

 

 

フン。。。夏休み中、どれだけ、特別課題で苦しんだと思っている。。。

 

 

 

 

 

そのとき、たまたま課室をのぞいていた撫山教授は、くるりと背を向け、彼の個室へ戻っていった。

 

そして微笑みながら、つぶやいた。

 

「ヨシ!

 私のアイデアはまだ初期段階だが、『まずは順調』だな。。。」

 

 

 

 

 

そして、半月後、つまり9月下旬には大学3年のテストがあったんだけど、、、

 

すでに提出した課題も合わせて、大学3年の上期では私の成績は真ん中より上まで上がった。。。

 

そして、最終的には、大学3年の下期には、CCコースの中ではバカ(=孝)、瀬名に続く、第3位の成績を収めることになる。。。(第43話)


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