第156話 後期日程で缶詰 ー抜け駆けー
I大にも大学入試の季節がやってきた。
大学入試は、I大に軟禁されている100分の1の男性にとって、大変な数日間となる。(第66話、第67話)
通常、I大では、学生、教職員、一部業者しか立ち入りを許可していない。
しかし、入試となると、受験生や送迎の家族の大学の立ち入りを認めなくてならなくなる。
よって、100分の1の男性、およびその家族は、前日の朝10時から、翌日の朝10時まで、寮および共同住宅から一歩も出られなくなる。
入試期間中、寮および共同住宅の出入口には守衛が立ち、一切の出入りが禁じられる。
入試期間中、教室にも、課室にも、研究室にも、図書館にも、学食にも行くことはできない。
そう、寮および共同住宅に缶詰となる。
独身男性は実家に帰らない人が多い。
一方、既婚男性は家族全員で、実家に帰る人が少なくない。
でもね。。。実家に帰っちゃうと、入試期間中は逆に立ち入りができなくなるんだ。。。
I大学では1年に3回の入試が行われる。
つまり、共通テストと前期日程と後期日程で、この3回の入試の際は、寮および共同住宅から出られなくなる。
ああ、総合型選抜試験とか、学校推薦とか、それ以外にも色々入学試験はあるんだけど、受験者が少ないのでね。
こういった試験は、受験者一人一人に臨時立ち入り証を発行する。
よって、I大学内の100分の1の男性やその家族に行動制限は生じない。
話を共通テスト、前期日程、後期日程に戻そう。
共通テストは土日を挟んで前日の金曜日全日と翌日の月曜日の午前中が、大学から出られなくなる。
金曜日、土曜日、日曜日の日中は寮および共同住宅から出られなくなる。
つまり、4日間が外出禁止になり、外泊する場合は3泊4日となる。
前期日程は前日の土曜日と、試験本番の日曜日、および月曜日の午前中が、大学から出られなくなる。
月曜日も試験本番なんだけど、I大の場合は芸術音楽系や体育系の実技試験なんだ。受験者数が限られているため、臨時立ち入り証を出して対応している。
話を戻せば、3日間が外出禁止になり、外泊する場合は2泊3日となる。
後期日程はI大の場合は1日だけなので、前日と翌日が、寮および共同住宅から出られなくなる。
つまり、3日間が外出禁止になり、外泊する場合は2泊3日となる。
あくまでI大ルールであるが、実家で宿泊するにしても、実家の家族や付き添いを含め、5人の大人が同じ家にいなければならない。
これは、実家には、通常、大学のような安全対策は取られていないためだ。
だって、2,3mの壁はないし、セキュリティゲートもないためだ。
唯一例外なのは、実家が民間警備会社と契約していれば、大人3人まで緩和されるが。。。
一方、実家の家族や付き添いを含め、5人の大人を集めるのは容易ではない。
しかも、2泊3日とか3泊4日となると、食事や寝床の用意をする実家の負担も重い。
なので、一夫多妻を受け入れた既婚者はともかく、独身の100分の1の男性は実家に外泊することは事実上困難で、試験期間中は寮や共同住宅から一歩も出られない状態となる。
さて、バカ(=孝)が2度目の2年生の後期日程より前は、軟禁前だったので、入試中はバカ(=孝)は実家にいた。
しかし、2年生の時の後期日程では寮で缶詰で、1日目は寮の仲間と朝から飲んでいたという。(第67話)
その話を聞いて、あきれて笑ってしまったが。。。
3年生の時の共通テストでは、私とバカ(=孝)は恋人として付き合っていたが、その1週間前は成人式(第63話~51話)で、ビックイベントの後だった。
バカ(=孝)を実家に連れて行こうかと思ったが、母の負担を考え、バカ(=孝)は寮で缶詰となった(第66話、第67話)。
3年生の時の前期日程と後期日程では、実は結婚手続きで大わらわだったのでね。。。
バカ(=孝)を私→優子→瀬名の実家に順番に巡り、4人でそれぞれの実家に1泊ずつして、手続きしていたんだ(第84話)。
4年生の時の共通テストはね、、、4人とも卒業研究で忙しくってね。。。
やっぱり、私→優子→瀬名の実家に順番に巡り、それぞれの実家で1泊ずつして、リモートで大学につなげて、卒業研究に没頭した。
で、ここで優子と瀬名の実家の問題点が発覚したんだ。。。
ほら、優子は一人娘だから、優子の部屋はあっても、バカ(=孝)が夜遅くまで研究に没頭できる部屋がないんだ。
優子の部屋は、ヨメンズが泊まり、バカ(=孝)はリビングで寝ることになり、夜遅くまで研究に没頭するわけにはいかないんだ。
そして瀬名の実家はNOH市のマンションで、そもそも瀬名にも、瀬名の亡きお兄さんにも部屋がない。
バカ(=孝)は瀬名のお父さんと、ヨメンズは瀬名のお母さんと一緒に寝ることになり、やっぱりバカ(=孝)が夜遅くまで研究に没頭することはできなかった。
4年生の時の前期日程はヨメンズは卒業旅行に出かけていてね(第113話)。。。
旅行の自由のない100分の1の男性のバカ(=孝)は共同住宅で缶詰となった。
4年生の時の後期日程はバカ(=孝)をヨメンズの実家に泊めてね。。。
4年生の3月を一緒に遊んだ(第116話)。そう、そしてヨメンズは思い出の4年の3月を過ごしたんだ。。。
さて、バカ(=孝)が修士1年、つまり、私が特別研究生のときの共通テスト、これが困った。。。
というのも、優子と瀬名は就職している。
すなわち、金曜日の朝8時前に共同住宅から出勤しても、夕方は共同住宅には戻れない。
なぜなら、金曜日の朝8時からI大の共同住宅は出入り禁止となるからだ。
逆に月曜日の朝は共同住宅から出勤できない。
なぜなら、月曜日の朝10時までI大から出ることができないからだ。
となると、、、
・金曜日の朝、優子と瀬名は出勤、
私とバカ(=孝)は4人のうちどこかの実家に移動する。
・金曜日の夕方、優子と瀬名は、仕事が終わったら、
私とバカ(=孝)のいる、どこかの実家に集まる。
その夜は、その実家で宿泊する。
・月曜日の朝は、優子と瀬名は、
私とバカ(=孝)のいる、どこかの実家から出勤し、
私とバカ(=孝)は夕方までに共同住宅に戻る。
・月曜日の夕方は、優子と瀬名は、仕事が終わったら、共同住宅に帰宅する。
って、ことになる。
だが、これには一つ問題がある。優子と瀬名はI大学から職場まで自動車通勤だ。
私とバカ(=孝)も自動車で移動する。
そう、、、実家に3台の車で訪問することになり、実家の近くで3台分の駐車スペースはさすがに確保できない。
まだ、瀬名はNOH市の高校で働いているから、私達(=ヨメンズ、孝)の実家は同じNOH市にあるので、瀬名は地下鉄やバス等の公共交通機関で移動可能だ。
しかし優子はRRFM社の子会社で働いており、所在地はRRFM市にあり、そこから私達(=ヨメンズ、孝)の実家に来るには、やはり車が必要だ。
つまり、最低でも、2台の駐車スペースが必要だ。
仕方がないから、こうした。
・金曜日の朝、優子と瀬名は車で出勤し、
私とバカ(=孝)は車で孝の実家に移動する。
ああ、孝の実家にしたのは、平日の昼なので、押し寄せる『親戚』とか『近所の人』が少ないからだ。
・金曜日の夕方、優子は仕事が終わったら、
優子の実家に車を置き、優子の実家で待機する。
・おなじく、金曜日の夕方、瀬名は仕事が終わったら、
瀬名の車は職場に置いたままにし、公共交通機関を乗り継いで、
優子の実家の最寄りの地下鉄の駅で待機する。
・瀬名が地下鉄の駅に着いたら、
優子は、私とバカ(=孝)を孝の実家まで迎えに行き、
ついでに地下鉄の駅まで瀬名を迎え、優子の実家に戻る。
・金曜日の夕方は優子の実家で宿泊する。
・私の車は金曜日から月曜日まで、孝の実家に置いたままにする。
・土曜日の朝、優子の実家を出て、
優子の車で、NOH市の繁華街へ、4人でお出かけ。
・土曜日の夕方、瀬名の実家に行き、その日は瀬名の実家で宿泊する。
・日曜日の朝、瀬名の実家を出て、
優子の車で、再びNOH市の繁華街へ、4人でお出かけ。
・日曜日の夕方、私の実家に行き、その日は私の実家で宿泊する。
・月曜日の朝、優子は瀬名を最寄り駅まで送り、優子も瀬名もそのまま出勤。
・私とバカ(=孝)は昼過ぎまで、私の実家にとどまり、
昼過ぎに母に母の車で、孝の実家まで送ってもらう。
・私とバカ(=孝)は、孝の実家に止めた車に乗って、I大まで戻る。
・月曜日の夕方、仕事が終わった優子と瀬名は、
それぞれの車に乗って、I大の共同住宅に帰宅する。
まあ、金曜日の朝と夕方、月曜日の朝が慌ただしいが仕方がない。
私とバカ(=孝)は、金曜日の昼は孝の実家から、日曜日の夜および月曜日の午前中は私の実家から、リモートで研究室につなげ、研究作業を実施した。
さすがに、金曜日の夜から土曜日の夜、つまり優子と瀬名の実家では研究活動はしなかった。
そう、、、優子と瀬名、そして優子と瀬名のご両親に遠慮して。。。
実は前期日程も似たようなことをして乗り切った。
金曜日は優子と瀬名は車で出勤し、夕方、瀬名は職場に車を止めたまま、公共交通機関で優子の実家の最寄りの駅まで移動した。
優子は仕事が終わったら、車に乗って、駅にいた瀬名を拾って、優子の実家に移動した。
優子と瀬名は、優子の実家で一泊した。
私とバカはナイトメアフライデーがあるので、金曜日の夜は徹夜で撫山教授の課題を済ませると、土曜日の朝、バカ(=孝)を乗せて、優子の実家に向かった。
優子の実家で、優子と瀬名を乗せると、そのまま、NOH市の繁華街でお出かけした。
土曜日の夕方は瀬名の実家に移動し、私達(=ヨメンズ、孝)は瀬名の実家で1泊した。
日曜日の朝は瀬名の実家を出て、前日と同じように、NOH市の繁華街でお出かけした。
日曜日の夕方は私の実家に移動し、私達(=ヨメンズ、孝)は私の実家で1泊した。
ただし、私の実家に着くと、瀬名とバカ(=孝)を私の実家に残し、私と優子は車に乗って、優子に実家に移動し、私の車を優子の実家、優子の車を私の実家に移動させた。
月曜日の朝、優子は瀬名を車に乗せ、瀬名を最寄りの駅に送り、そのまま出勤した。
私とバカ(=孝)は午前中、私の実家で研究室にリモートでつないで研究活動を行った。
私の実家で昼食を済ますと、私とバカ(=孝)は、母の車に乗せてもらい、優子の実家まで送ってもらい、私とバカ(=孝)は優子の実家に止めた車に乗って、I大の共同住宅へ帰った。
しかしだ。。。
後期日程はそうもいかなかった。
というのも共通テストは土日、前期日程は日曜日を挟んで行うが、後期日程は平日に開催されるからだ。
共通テストと前期日程は、入試の次の日の月曜日の朝が慌ただしいだけだ。
しかも金曜日の夕方は翌日は休日なので、優子と瀬名の負担がすくない。
でも、平日に開催される後期日程は優子と瀬名の負担が重すぎる。
そこで、後期日程では優子と瀬名には実家に戻ってもらい、実家から出勤することになった。
つまり、、、私とバカは、後期日程の3日間、共同住宅で缶詰になることになった。
正確には、後期日程の前日と当日の2日間は、一日中共同住宅にいて、翌日、つまり3日目は午前中だけ共同住宅にいたのだが、、、
『地味にストレスが高かった』。。。
研究ってうまくいかないことの連続なんでね。。。
煮詰まることはしょっちゅうなのさ。。。
いつもは気分転換に学食のそばの自販機までジュースを買いに行ったり、散歩したりするんだけど、、、
共同住宅の出入口は守衛さんが立っていて、共同住宅から一歩も出ることができない。。。
まあ、共同住宅にベランダがあるんだけど、そのベランダに出て気分転換を図っていると、守衛さんが見つけて注意するんだ。
「入試不正が疑われるので、ベランダにも出ないでください!」
しかも、入試期間中は、守衛さん達は気が張っているんだ。。。
そりゃ、入試期間中はI大に出入り自由で、寮や共同住宅にいる100分の1の男性の警護をしないといけないから。。。
いや、受験生にも100分の1の男性がいるから、彼らの警護をしないといけない。
そう、、、入試期間中は、守衛さん達は大変なのだ。。。
だから、、、いつもは笑顔で接してくれる守衛さんも、言い方がキツイ。。。キツイ。。。
もう一つ、、、実はCCコースは後期日程では入試を行わないんだ。
だからね。。。ヒマな撫山教授が午前と午後、共同住宅とビデオ会議してね。。。
撫山教授は私達をこう、罵るんだ。
「愛唯君、孝君、研究進んどるのか? なんだ!この進捗は!!」
て、感じで。。。
しまいには、、、
「えーい! 今から、そっち(=共同住宅)へ行く!」
と言い出しまして、共同住宅を襲撃しに来ました。。。はい。。。
当然、共同住宅は出入り禁止だから、出入口に立っている守衛さんは、撫山教授を追っ払おうとしましてね。。。
守衛さんと撫山教授が大声でやりあったのよ。。。
守衛さんは撫山教授をこう罵って、撫山教授が共同住宅へ入るのを阻止しようとした。
「だから、撫山先生! 今日は立ち入り禁止です!!」
撫山教授はそれでも強引に共同住宅に入ろうとして、守衛さんを罵った。
「私が大学関係者であることは、君は知っているだろ!」
守衛さんは困った表情で、撫山教授を罵った。
「だーかーらー! 今日は誰であろうが、立ち入り禁止ですって!!」
もう、近所迷惑だし、、、なにより、受験生の皆さんに申し訳なくって、、、
私とバカ(=孝)は共同住宅の出入口のそばまで行って、私は守衛さんに頭を下げて頼みました。。。はい。。。
「すみません。守衛さん、通してあげてください。」
はー、、、勘弁してよ。。。
もう、そんなこんなでイライラが溜まっちゃってね。。。
バカ(=孝)を「このバカ!」って罵る回数が、通常より増えたと思う。。。
後の孝 :「僕が2年生の時の後期日程の時、
寮の仲間と朝から飲んでた気持ちがわかるでしょ?」(第67話)
後の愛唯:「・・・わかる。。。」
なのでね。。。
朝は朝食前に6時から6時半まで、夜は10時半から11時まで、共同住宅の前に守衛さんが張り付いていない隙を狙って、散歩したわよ。。。
夜11時に散歩から帰ったら、お酒を一緒に飲んだ。コップを掲げ、そして一緒に叫んだ。
「「明日も頑張ろう!」」
後期日程の当日の翌日、つまり3日目は、朝10時までは大学の外に出てはいけないが、10時以降は外出許可を取ってあれば、外出可能だ。
だから、後期日程が始まる前日までに外出申請をしておいて、入試の翌日は11時に大学を出て、NOH東部の有名レストランで慰労会を兼ねて、ランチデートとしゃれこんだわよ。。。
でもね。。。
後期日程中は、もうストレスが溜まって、、、夜、バカ(=孝)を襲ってね。。。
アッチをやっちまった。。。
実は、これ、優子と瀬名との約束違反。。。
優子と瀬名には実家に戻ってもらい、実家から出勤せざるを得なくなった時、絶対にアッチをしないと約束していたんだ。。。
ま、バレないと思ったんだ。。。。
だから、夜、バカ(=孝)を襲って、抜け駆けアッチをやっちまった。。。
でも、あっさりバレました。
3日目の夜、優子と瀬名は、帰宅するなり、即、孝の布団を嗅いだ。
優子はニヤリと笑い、
「あ、愛唯が使っている化粧品の匂いがする!」
と、瀬名に語った。
瀬名もニヤリと笑い、
「本当だ!」
と優子に語った。
抜け駆けアッチの後、バカ(=孝)を風呂に蹴り込んで、証拠は消したはずだったが、布団は見落としていた。。。
優子はどや顔で私に言った。
「ま、あんた(=愛唯)のことだから、
(抜け駆けアッチを)やるだろうとは思ってたわよ。。。」
瀬名もどや顔で、優子を見て語った。
「それを見越して、
旦那様(=孝)の布団のシーツを変えといて正解でしたね。。。」
私は慌てた。
「お、お前ら(=優子、瀬名)~! 罠を仕掛けてやがったな~!!」
く、くそ、やられた~!!!
結局、約束破りの抜け駆けアッチの罰を、私とバカ(=孝)は受けることになりましてね。。。
バカ(=孝)は、優子と瀬名を相手に、『1対2の変態乱交プレイを受ける刑』となりました。
そして、私は、『隣の部屋で、その変態乱交プレイを聞きながら寝る刑』を受けました。。。
いやー、部屋を隔てていると言っても、壁は薄いんでね。。。
アッチの喘ぎ声が、まー聞こえ放題。。。
布団の中に潜り込んでも聞こえてくる。。。
潜り込んだ布団の中で私は心の中で叫んだ。
(く、くそ、、、
バカ(=孝)の布団についた私の化粧品の匂いをかぎ分けるなんて、、、
お、お前ら(=優子、瀬名)、犬か~!)
(お、おい、、、お前ら(=優子、瀬名)、、、
今の喘ぎ声、絶対、わざと大きな声で出したよね。。。
ぜ、絶対、、、私に聞かせるために、、、
喘ぎ声を大きくしたよね。。。)
(こ、今度はバレないように、、、
抜け駆けアッチをやってやるからな~!
お、覚えてろよ~!)
後の優子:「(あきれた声で)私と瀬名が不在の時、、、
あんた(=愛唯)、何度も抜け駆けアッチを仕掛けて、、、
その都度、私と瀬名が張った何重もの罠に引っかかって、
バレて、、、
『隣の部屋で、変態乱交プレイを聞きながら寝る刑』を
受けたよね。。。」
後の瀬名:「(あきれた声で)本当、愛唯さんって懲りないよね。。。」
後の愛唯:「・・・」
後の優子:「でもさー、ある時を境に、
抜け駆けアッチをしなくなったよね。。。」
後の瀬名:「たしかに。。。」
後の愛唯:「そりゃー、、、
(こぶしを握って)『対策はバッチリ』よ!」
後の優子:「(慌てた様子で)あんた(=愛唯)、、、まさか。。。」
後の瀬名:「(ため息をついて)本当、油断も隙もありゃしない。。。」
後の愛唯:「(どや顔で口笛を吹く)♪~」