【番外編】 登場人物、舞台設定
①登場人物紹介
・花守 裕也
今作の主人公。27歳(誕生日:4月3日)。my都市開発鉄道車両部車両企画課からmy都市鉄道鉄道事業本部車両課に異動してきた。性格は真面目だが、気を許している友人にはふざけたり冗談を言ったりしている。基本的にクールだがたまに熱くなる(特にPCのことに関して)。和方のツッコミ担当。趣味はPCいじり。それなりの性能の自作PCを持っている。マニアとまではいかないがそれなりに鉄道の知識はある。
作中のセリフの記号 M:
・和方 明人
花守の友人兼同僚。26歳(誕生日:11月17日)。前任のmy都市開発鉄道時代からの同期である。性格は明るく、フレンドリー。目上の人や初対面の人にも軽いことを言ってしまうため、花守からよく注意されている。花守といるときはボケに回ることが多い。趣味は撮り鉄。ただし鉄道のない舞倉市にきてからは舞倉空港に通い詰めて旅客機ばかり撮っている。
作中のセリフの記号 W:
・李 伊陽
花守たちの同僚。24歳(誕生日:6月13日)。舞倉大学院を卒業して今年から社会人になった。シンガポール人(華僑)と日本人のハーフ。性格はクソがつくほど真面目。仕事熱心で、熱くなると突っかかる調子になる。寡黙なタイプで、仕事のこと以外ではあまり同僚や上司とも喋らない。父親が航空会社勤務らしく、幼い頃に色々と空の知識を詰め込まれたらしい。
作中のセリフの記号 R:
・追船 正志
花守たちの上司(車両課課長)。43歳(誕生日:9月28日)。my都市開発鉄道商栄車両センター副センター長であった。性格は非常に真面目で保守的。ただし独裁するのではなくきっちり部下の意見も聞く。仕事中はふざけることを許さない厳しい人物だが、休憩中や退社後はゆるくなる。よく飲みに行く。趣味はトラベルミステリー小説を読むこと。
作中のセリフの記号 O:
・榎田 和寛
鉄道事業本部長。44歳(誕生日:8月8日)。my都市開発鉄道運輸部運転企画課課長だった。性格は温和である。部長という立場だが基本的にきつい上下関係は求めず、対等なやり取りを求めている。趣味は車の改造。
作中のセリフの記号 E:
・葦沢 拓
鉄道事業本部建設課長。51歳(誕生日:11月21日)。根っからの土木屋である。建設に関しては天才的なスキルを持っている。my都市開発鉄道土木工事所所長であった。ここに来るにあたって本当は管理職ではなく所長のままでいたかったとこぼしている。性格は気性が激しくすぐにヒートアップする。趣味は建築系の雑誌を読み漁ること。
作中のセリフの記号 A:
・十島 圭史
鉄道事業本部設備課長。53歳(誕生日:2月10日)。元電力会社勤務というユニークな経歴を持つ。前任はmy都市開発鉄道電気課課長。性格は温和で優しい。だが、仕事中に少しでもたるんでいる部下がいると激しく叱責する。趣味はPCの修理。なので、開発鉄道時代は故障したPCの修理もやっていた。
作中のセリフの記号 T:
・紫川 陽一
my都市鉄道社長。36歳(誕生日:1月21日)。my都市鉄道の若き社長。前任時代は経営が傾いていたmy都市開発鉄道の経営を経営部のブレーンとしてV字回復させた。そのカリスマ性を見込まれて今度も経営が難しいとされるmy都市鉄道に赴任してきた。性格は冷淡で、上がってきた提案のアラを探してははねつけて、計画を洗練させるという手法を取る。どんな計画にも必ず一回は文句を言うため、アンチも少なくない。ただし、そのアンチを左遷したりするような独裁者ではない。きちんとまともな意見は聞いている。趣味は鉄道旅行。また贅沢を好まないため、出張の際は必ず普通車自由席やエコノミークラスで移動する。
作中のセリフの記号 P:
②舞台、地名説明
・my都市鉄道
舞倉市に本社を置く鉄道会社。過去に舞倉市に存在した鉄道を復活させるために設立された。資本金は500億円。花守たちの勤務会社。
・舞倉市
府館地方舞倉県の県庁所在地。人口は50万人強で、現在も増え続けている。市域は白崎川の三角州と埋立地の合計41㎢である(うち空港が16㎢)。交通事情が最悪である(特に道路渋滞)。人口密度が非常に高い。(約1.25万人/㎢)
空港から多額の税金が流れてきているため、市民や各法人が払う税金は比較的安く、福祉サービスも充実している。
・舞倉空港
舞倉市南部にある国際空港。年間利用者数2400万人の空港(日本で4番目)。路線別では、国内線1500万人、国際線900万人となっている。舞倉市の交通事情が悪いため、舞倉市周辺へのビジネス客や観光客よりも、他路線への乗り換え客の方が多い。
滑走路はrwy09L/27R(3800m+過走帯200m)、rwy09R/27L(4000m+過走帯200m)
〜就航都市〜
・国内線(単位:往復)
羽田20
成田6
福岡14.5
伊丹13.5
関空5
那覇11
新千歳10
中部7
広島7
函館7
鹿児島6
高松6
長崎4
小松4
石垣 4
松山4
高知4
徳島3
新潟3
富山3
岡山3
宮古島3
山口3
奄美3
熊本3
宮崎3
仙台3
釧路2
青森(三沢)2
松本2
山形2
福島2
出雲2
秋田2
・国際線(単位:往復)
仁川8
北京6
上海5
台北6
香港5
シンガポール4
バンコク3
ホノルル4
ニューヨーク6
サンフランシスコ6
ロサンゼルス4
シカゴ4
ドバイ1
ロンドン5.5うち0.5はモスクワ経由
パリ5
フランクフルト2
デリー2
釜山2
広州1
モスクワ0.5モスクワ行きのみ
グアム2
ワシントン4
メキシコシティ 1 サンフランシスコ経由
今まであやふやだった登場人物や町の設定を文字化しました。
最後の航空要素が異常に濃いのは中の人の趣味のせいです。
次回はPart3を投稿します。