この物語の始まり
この物語の本当の始まり。
実際に作品が生まれることになった出来事を今回は紹介しましょう。
国体が終わって、事業概要の打ち合わせとお礼を兼ねて大洲市に向かう途中でのお話。
大洲市とは、共催で競技を行った市のことである。
そして、この作品の作者である如月と一緒に仕事をした正村は車で移動をしている。
「やっと小説が書けるー!」
国体で働くようになって、書く時間が日に日に減っていた。
でも、国体が終わり落ち着いてきたから書くことにしていた。
「小説とか書いているのか?」
と小説を書いていることをあまり知らなかった彼。
実際、人に言えるような作品は書いてませんからね。
趣味の範囲で公募にちょこっと出す程度。
「まあ、国体で働き始めて1度は公募に出してますよ。
落選はしましたけど」
「よく書いたな」
「締め切りギリギリで書いていましたから。
でも、時間もできたし、ネタもできたから次作品を書こうかな~と」
そして、そこからネタの話になった。
「国体の裏側でも書こうかな~と思ったり、意外と面白かったから。
ただ、迷惑をかける人がいたりするのでね~許可が」
と笑いながら言うと
「もしかして、迷惑かけるって俺のことか?」
それを聞くと彼女は
「うん!だって、一番身近にいますからね」
「まあ、俺はいいけどさ」
「本当にいいですか?」
「読ませてもらえればいいし」
ということで、この作品を書くことになりました。
実際、国体の選手の話は多いけど裏側はないから書いてみたいと思ったし。
あと後半があまりにもネタが詰まったような気がしたので。
それと国体開催前に病気(?)を発症いたしまして、現在も治っていません。
実際小説として書くのですが、解離性記憶障害らしいです。
はっきりとは病院では言われてないのですが、突然していたことが分からなくなったり
あることを思い出そうと思っても思い出せなかったりということが起こっていました。
ぶっちゃけ自分の中でしかわからないような病気です。
記憶なんて周りの人たちが分かるわけではないですからね。
まあ、記憶が飛んでも戻ってくる可能性もあります。
覚えていることだけでも作品にしようと思って行動を起こしました。
牛歩の速度で書くかもしれませんがよろしくお願いします。
そして、第1話は…年末か年始にできればと思います。