こうなった経緯
遡ること若本と正村がコンビを組む1ヶ月前の人事異動発表の日。
正村は人事異動の発表の前に今の課から異動することを聞いていた。
異動先である国体推進課に話を聞きに行くと
「ソフトテニス担当で、下につくのは杉くんだから」
と言われて、正村と杉は挨拶をしていた。
だが数日後、話は大きく変わることになった。
それは、この市が担当しているロードが忙しくなり視察もしている杉をロード担当にしようという話が課内であがったのだ。
そうするとソフトテニスの担当が正村だけになってしまう。
そして、その時点で受かっている臨時職員の中から彼とうまくやってくれる人を探さなければいけいけない。
「杉くんがダメだったら、誰が正村君と一緒に出来るだろう・・・」
陣利職員の履歴書を見ながら、 は悩んでいた。
がある人物の名前を挙げた。
「多分、彼のこと知っていると思われる若本さんはどうだろう?」
「彼女なら、彼とうまく出来るか」
という流れて、2人が組む流れになった。
それを知らせるために、再度正村は国体推進課に呼び出されていた。
「先日の話なんだがなかったことになった」
「はぁ・・・・・・」
「で、若本さんって知っているか?」
少し誰だろうと悩みながら、顔が浮かびピントきた。
「ああ、 課に今いる人ですよね」
「そうそう、その人と一緒にやるのはどうか?」
「若本さんなら、話したことあるし大丈夫です」
そんな話でこの凸凹コンビは決まったのだった。
その後、人事異動の発表とともに彼女の元に挨拶に行って彼女は嫌な顔をしながらコンビ結成をしたのだった。




