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登場人物紹介(前話以前からいる人々)

主人公 リアンカ・アルディーク

  魔境案内人、薬師の17歳。

  大体にして加害者。

  戦闘能力は皆無だが、侮ると痛い目を見る女の子。

  戦闘能力はなくても、戦力にならない訳ではない。

  薬師という職業を超越した謎の怪しい薬を数々隠し持っており、しかも魔王にも効く。

  魔王という最強の後ろ盾を持ち、魔境のあちこちに伝手とコネがある。

  良い子と酷い子の挟間を自由に行き来する自由人。結構酷いけどたまに良い子。


  最近、鬼畜のレッテルが定着してきた。

  でもいじめっ子という訳ではない。悪戯が過剰すぎるだけ、多分。

  基本的に、自分の手は汚さないタイプ。



 勇者様 ライオット・ベルツ


  = 被害者。


  一言で言うと不憫な超絶美形勇者様、19歳。

  最近はヒロイン疑惑も濃厚で、真のヒロイン扱いを一部で受ける。

  人間とは思えないスペックと神々の加護(愛)を受けるが、愛され過ぎて辛い。

  幸運の加護を受けてなお酷い悪運に苛まれる女難の申し子。生きてるのが不思議なレベル。

  美貌で文武両道、紳士的な人格者で寛大。陽光と愛と美と幸運の神々に加護を受ける。

  どっからどう見てもリア充なのに全然羨ましくならない。

  そんな君に幸あれ。


 

 まぁちゃん 魔王バトゥーリ

  人間にしか見えない超絶美形21歳。リアンカの保護者。

  ここ何千年かで一番の実力者と謳われる実力派魔王様。

  魔王のはずだが、性格は気さくで過保護な気のいい兄ちゃん。

  身内以外と配下には容赦がないけれど、従妹と妹は溺愛している。

  時々常識的に見える面もあるが、きっと錯覚。多分、錯覚。

  基本的にリアンカの共犯であり、大層な悪戯っ子である。

  最近、勇者の友達もしくは保護者化しつつある。


 

 せっちゃん

  本名セトゥーラ、魔族の王妹15歳。

  兄に大事に大事に育てられた箱入り天然少女。

  世間知らずなので勘違い発言も多い。ある意味、最強。

  兄と従姉を慕っており、大体はその後にひっついて回る。

  従姉のリアンカを「リャン姉様」と呼び、小さい頃から懐いている。

  純真無垢で慈悲深く、外面に惑わされずに可哀想なモノは可哀想と言う。

  時に深く考えない天然発言で無差別にズドンと精神的なナニかを殺るが。

  将来が楽しみな超絶美少女だが、発育は悪く心身ともに幼い。



 ロロイ

  竜種の頂点に立つ真竜族の御曹司。水竜。

  先代真竜王の孫に当たり、現真竜王の娘であるリリフとは従兄弟にあたる。

  幼少のリアンカ&せっちゃんがやらかし、卵の時に拉致される。

  そのまま孵化して数年をハテノ村及び魔王城で過ごした。

  リアンカを姉のように慕い、その使役となっている。

  今は真竜の里で成竜となる修行の日々だが、修行をさっさと終わらせてハテノ村に帰りたい。

  特に人間の寿命は短いので、できるだけ長くリアンカと一緒にいたいと思っている。



 リリフ

  竜種の頂点に立つ真竜族、真竜王の娘。光竜。

  ロロイとは父方の従兄弟同士で、ナシェレットは母方の叔父にあたる。

  だけどせっちゃんへのストーカー容疑者である叔父を軽蔑しており、手厳しい。

  多分許されるなら、真剣に抹殺計画を練るレベル。

  せっちゃんを主と定め崇拝し、その使役となっている。

  ロロイと同じく里で修行中だが、とっとと終わらせて魔王城に帰属したい。

  極度の方向音痴で、移動はロロイに手を引いてもらうのが常。



 ナシェレット

  竜種の頂点に立つ真竜族、光氏族の後継ぎ。 

  まぁちゃんにいつ抹殺されてもおかしくない、ストーカー容疑者。

  少し前にせっちゃん誘拐事件を起こしており、ぼこぼこにされた。

  その戒めとして勇者様への服従を強いられている。一族会議(約10分)の決定で。

  だが勇者様とは決定的に相性が悪く、和やかな関係とは程遠い。

  更にリアンカにも過去の振る舞いを根に持たれており、立場的に追いつめられている。

  罰則の一環として一人称を「なっち」にさせられ、以来寡黙に。

  普段はにやけた面の壺(小)に封じ込められている。通称、駄竜。



 カンちゃん

  食い気に釣られて勇者様の配下に下った神獣。ヤタガラスの官九郎。

  エサを貰えれば魔王にも懐く食いしん坊万歳!

  勇者様のことは主というより美味しいごはんと見ている節がある。

  その魔力の半分と引き替えに、一回15分だけ勇者様に融合し、黒い翼を与える。

  魔力膨大な勇者様だから可能なことであり、ただの人間なら普通に乾涸らびるレベル。



 サルファ

  人間だが祖母が魔族の拾い子であり、魔境に馴染んでいる軽業師の青年。

  軽業師と名乗っているが、器用な上に変な特技が多く、本気になれば大概の事はやりこなす。

  今までに鍵開け、声帯模写、演技、演説による一時的な洗脳などを披露している。

  野心を持てば確実に危険人物だが、幸いにしてただの軽薄なナンパ野郎なので害はない。

  そのスペックは軽業師という範疇を時に越える。結構超える。

  女好きで軽薄な性格をしており、通常運転でウザい。

  空気が読める癖に敢えて読まない行動を取ることが多く、時として無駄な度胸と勇気を見せる。

  その勇気と突飛な行動は、一部で「ある意味勇者」と称えられている。


 

 むぅちゃん

  ハテノ村薬師三人衆の一人、ムルグセスト14歳。

  ここ数百年では最年少といわれる年齢で薬師になった仕事人。

  若年だがそれを補って余りある知識と技術を有しており、天才の呼び声高い。

  特に魔力操作に長けることから魔法薬の精製を専門にしている。

  魔族と人間の間に生まれた、半魔という珍しい種族。

  種族的に外見は人間とほぼ変わらず、しかし魔族由来の魔力と才を有している。

  薬師としての経験に繋がることは何でも試す向学心旺盛な少年。

  短期間だが魔境妖精郷(アルフヘイム)に修行に行っていたことがあり、妖精の霊薬も作れる。



 王様 エルンスト21世ハイン (ハイン・エルンスト)

  勇者様のパパ上様。

  公的立場としては鋭いツッコミを放つ、できる王様(苦労人)。

  しかし私的空間では平然と息子へ惚気るラブラブ馬鹿ップルという鬱陶しい側面を持つ。



 ミリエラ

  勇者様のヤンデレ崇拝者。

  前作にて素敵な暴走ぶりを披露し、肉食の内面をさらけ出したお姉様。

  元修道女とは思えない暗黒信者ぶりを垣間見せる。

  修道院にいた頃は敬謙にして慈愛深き修道女の鏡と讃えられていたが…



 ネレイア

  勇者様の熱烈な崇拝者。

  近づきたいが為に騎士を目指した近衛騎士団長の娘。

  貴族の貴婦人方の護衛という職務上、貴族女性に丁重に接する癖が付いている。

  ミリエラへの遠慮からさほど積極的にはなれないでいるが…

 









 岩棚のドラゴン

  もしかしたら出てくるかもしれないし、出てこないかもしれない。

  リアンカの御先祖フラン・アルディークと羊をめぐって何度も争った亜竜。

  しかし羊を狙って現れる度、フランには檜の棒で追い払われている。

  ちなみに亜竜=知性のない竜だが…。



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