表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/15

カーチェイス


 車は走り出した。

 

 「どういうこと?……ねえ!」

 ジーンはクラフトに聞く……というより、相手に聞きたいのだろう。

 クラフトは、一回、ため息をつくと、

 「俺には、解らない」

 「もうっ!」


 その時だった、


 ガツン!


 「きゃああ!」

 車が大きく揺れた。

 「あいつら……!」

 車で、クラフトたちの車に体当たりをしてきたのだ。

 「ちょっとお!なんなのよおう」

 ジーンが叫ぶ。

 「ジーン!車の運転をうまくしろよ!」

 そう言うと、クラフトは窓を全開にした。

 

 「な、なにすんの?」


 「こう……するのさ!」

 身を出来るだけ外に出して、拳銃を持つ。その拳銃が火を噴いた。

 

 ガアン……!

 ガアン……!


 「きゃああ!」

 車体が揺れた。


 「しっかり、運転しろ!」

 クラフトが叫ぶ。

 「なによおう!もうっ!」

 ジーンは今にも泣きだしそうに叫ぶ。


 相手の車は、その間に、クラフトに銃で応戦。

 

 ダダダダダッ……!

 

 「クラフト!」

 「大丈夫だ!しっかり運転しろ」 

 

 クラフトはそう言い、銃を構えた。


 ガアーン、ガアーーン!


 そのうち、道は、山へ。


 「右にカーブしてくれ!」

 「え、ええ!」


 グウン……!


 ジーンの反応が遅かった、のが、幸いした。

 車がカーブするのが、遅いため、相手の車は対処しきれなかった。


 その車はガードレールを突き破った。

 そのまま、相手の車は崖の下へ。


 「やりい!」

 「ふう……良い車だ、なんていうんだ?」

 「アストンマーティンよ」


 

  

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ