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6-9 B & W ⑨

 すると、ホムリスは、それをみて思った。


ま、まさか、こんなこと、ありえない!私たち、2人を超えていくなんてこと、ありえないわ!それに、そんなこと、絶対にゆるさないわ!


 すると、少し困ったような顔で、顔を見合わせる2人。すると、仕方ない、やるわよ、という表情のホムリス、そして、そうね、うん、やろう、という表情のフレア。


 すると、前日には、ただの話しだけで立ち消えとなるはずだった話しがあった。


 それは、いきなりやってきた、その女性からの提案であった。


「いい?あなたたちね、万が一、負けそうになったら、どうするの?どうしたらいいと思う?」


2人は、ええっ、という顔で、

「何言ってるの?私たち、優勝に決まってるじゃない。」

「ああ、そうよね、うんうん。」

その女性は、なぜか、すぐに話しを変えた。

「そう。わかったわ。そうしたらね。一つおもしろいアピールの仕方をちょっと聞いてほしいのよ。2人とも、いつも優勝してる時って、いつもどんなふうにアピールしているの?」

「ええ、そうねぇー、、、。それは、、、、」


2人は、ちょっと自慢げに、その方法を説明した。

「さすがね、2人とも。そのアピールの方法って、すごいけど、今回2人で組んで参加って初めてでしょ。ちょっとだけ参考におもしろいアピールの仕方があるので、聞いてほしいの。ちょっとだけ聞いてくれる?聞いてくれるだけでいいから。」


すると、ホムリスは、

「でも、私たち、今回、2人だろうと、アピールの仕方は変わらないわよ。」

「これはね。2人でしかできない方法なのよ。実はね、、、。」


 2人は、そんなこと必要ない、と言っていた方法であるが、もしもの時、と、一つおもしろい方法があると、2人の興味をひいて、仕掛けていたのであった。


 そして、当日、まさかの、優勝ができないかもしれない、という、2人にとっては初めての危機が訪れて、予想だにしなかった場面を迎えていた。それで、昨晩、聞いていた方法を実行してみようという気になっていたのである。


 その、決勝の時間も、終わりまであと3分と、間近に近づいていた。


 その時であった!ホムリスとフレアは、手をつないで、互いのオーラを2人の中央に放出して、その2種類のオーラを渦巻状にまぜながら、しかし、完全にはミックスしないで、互いの身体に新たに放出していく。


「名付けて!ダブルカラーコンビネーションよ!」


 すると、見た目が、黒と白のコントラストを描いて、2人の、その、黒と白の交互に混ざり合った不思議なエネルギーが、2人にこれまでにない美しさを表している。


 なんと、斬新な、見たことのない美しさを表現している。それも、こんな斬新すぎる表現であったのだが、「伝説の美少女」とうたわれる2人からの、非常にレベルの高いダブルカラーコントラストのコンビネーションの表現は、観客たちには、もちろん、フランソワ高木にも、衝撃を与えた。


 そして、トップモデルの2人の、かつてないほどの美のエネルギーを、そのダブルカラーコントラストの衝撃が迫り、フランソワ高木に、新たな感動を与えていた。


すると、その時、タイムアップとなった。最後まで残った3組。その中で、優勝から3位が決定する。


 まず、3位が発表された。その3位は、バイオレットとリリアナの2人であった。


そして、今度は、優勝の発表であった。

「今回の、優勝は、、、、。」


会場や関係者たちが、固唾を飲む中、

「それは、ホムリスとフレアのチームですーっ!!」


すると、その2人は、抱き合って喜んでいる。司会者から、

「それでは、審査員のフランソワ高木より、寸評をお願いします。」

「お2人とも、優勝おめでとうございます。トップモデルたちとの力の差が、最初は見られたけれども、2人の新たな美の表現には圧倒されました。美しさは、もちろんですが、その表現方法は、とても斬新で素晴らしかった。これは、本当に斬新なアピールで、これまで、様々なアピールや、美の表現を観てきましたが、こんなのは、観たことがない。おそらく、個性が異なる2人が合体したことの意外性と、元々の2人のレベルの高さがあって、今回は、優勝を勝ち得たのだと思います。本当に、おめでとう。」

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