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5-4 プリンセスの娘、誘拐の謎④

 驚きの発言をするマリア。すると、プリンセスは、信じられないという表情で、


「マリア!あなた、自分で何を言っているのか、わかってるの!」


「わかってるわよ。私ね、いいこと考えたのよ。私のメイドの2人に、犯人役をやらせるわ。こうなったら、どんなことをしても、その奇跡の水を手に入れてみせる!必ず手に入れて、そして、さらに、最高の美人になって、ジェミニのことを振り向かせてみせる!」


 プリンセスは、その、マリアの悪意のあるように変わった表情をみると、怖くなってきた。


「マリア、いったい、何をしようというの。あなた、今でも、こんなに綺麗なのに、そんな水はいらないわ。回りをみてごらんなさい。あなたより、綺麗な人なんて、ぜんぜんいないでしょう。」


「だけど、ジェミニは、私よりも、ミレナを選んだのよ。だから、もっともっと綺麗になってやるわ。」


「マリア、冷静になって。人はね、顔だけで、人を好きになるわけではないわ。わかるでしょ。」


「だけど、今よりも、あまりにも綺麗になったら、そんなこと超えちゃうわよ。もう奇跡的に綺麗になったらね。私、これから次期プリンセスになるのよ。それだけ、綺麗になったら、お母さんだって鼻が高いでしょ。どう?」


「もちろん、綺麗にこしたことはないわ。だけど、そのために悪いことをしたら、おしまいよ。」


「大丈夫。絶対にバレないから、お母さんも協力して。」


 すると、マリアは、2人のメイド、メルマとミルマを呼んで、国の存続のためにどうしても必要な水があって、それを是が非でも手に入れなければ、この国の王室として、大変なことになると、ウソの説明をした。


 すると、2人は、なんとか、そのことに納得はしたのだが、自分たちでは、見た目としても、いかにも犯人をやりそうにみえないから、とても犯人役にはふさわしくない、誰か他に強そうな男の人を雇って、犯人役を頼んでほしいと提案したのだ。


 すると、言われてみれば、そうね、ちょっと考えるわ、とマリアは答えて、そのことは保留となり、2人のメイドは、ちょっと安心した。


 その後、マリアは、新たに、絶対に身元の不明な犯人役を考えて、その計画を練り直した。


 そして、いよいよ、実行される時がやってきた。いきなり、王室に身元不明先から、連絡が入った。


「おう、私は、プリンセスの娘、マリアを誘拐したぞ。返してほしければ、「美と命の水」というものを持ってこい。いや、用意しろ。いや、日本の、モデルラボというモデル事務所にオービスというモデルがいる。そのモデルに、プリンセスの娘を返してほしければ、「美と命の水」を用意しておけ、と伝えてくれ。警察に言ったら、娘の命は、えーと、娘は返さないからな、、、。また連絡する。」

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