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4-11. あばかれたカタリーナの秘密11

「これはね。美と命の水。」


 それを聞いて、驚くオービス。


「ええ、それは、美人度が上がる、奇跡の水ですよね。」

「その名前の通り、命の水でもあるのよ。もう、死んでしまったら、難しいけど、ギリギリで大丈夫だと思うわ。今回持ってきたのは、特別よ。ただ、これは、コトールルミナス人には、命を救うことには効かないのよ。あなたたちなら大丈夫。」


 すると、香織と麗奈、その刺さった2人のナイフ、徐々に、身体から、盛り上がってきて、カランっと、床に転げ落ちた。みるみるうちに、その刺さっていた傷が塞がっていく。そして、1時間もたっただろうか。そして、2人の顔色が、生気を帯びたように変わっていく。少しずつ、呼吸が戻っていく2人。すると、ゴホンゴホンと、咳き込んで、2人とも目を開けた。


「あっ、気がついたわ。もう、大丈夫よ。」


すると、オービス、


「アネット!お姉さん、ありがとう。今回も助けられたわね。」


アネット、微笑みながら、

「いいのよ。あなた、本当に言った通り、本当に必要な、緊急時に呼んでくれているじゃない。これだったら、EGボタン、無駄に使ってないから、いつ呼んでくれても、大丈夫よ。ちなみにね、もう、あなたなら、わかっていると思うけど、2人は、このままこれで終わりではないからね。このあとは、まだしばらくかかりそうな気がするわ。あとは、よろしく頼むわね、じゃあね。」


 アネットは、事務所をでると、外から漏れている光とともに、ゆっくりと上がって帰っていった。


 完全に治ったかのように思えたのだが、2人の身体の変化は、まだ終わらない。回復した2人は、そのまま、徐々に体温が上がり、まだ変化は、続いていて、起き上がることもできない。起き上がろうとしても、再び倒れてしまった2人。


 すると、薄っすらと、光っているように見える2人。元々、美人である2人だが、その容姿が、さらに徐々にではあるが、変化をしていて、その美貌は高まり、さらに綺麗になっていく。


 そして、その身体つきまでも変化していく。その全身は、さらに、さらにさらに、変化が止まらない。その肌は、さらに繊細さを増して、皮膚呼吸の動きが高まっていて、皮下より皮下組織の浄化が始まっている。どうやら、忍びとして過激なまでの身体を酷使してきたことから起こっていた皮下組織の汚れが浄化されていく。それに、忍びとして、鍛え上げた全身の筋肉は、筋肉自体は失われることなく、完璧なモデル体型へと変化し、見た目の柔らかさ、そして、女性らしい丸みをさらに増していき、しかし、スリムで見た目の繊細さが増していき、よりシャープなイメージが強くなっている。鍛え上げた筋肉の強さは、そのままに、細く柔らかさを感じる見た目とは、裏腹に、その強靭な鋼のような強さは、内に秘められていった。


 そして、その身体の内側では、忍びとして、長年、痛めてきた様々な骨や筋肉、細かいダメージがすべて修復されていく。これは、これまで、普通に、モデルをしている女性が、この水によって、その美人度がグレードアップしていく時とは、全く異なる変化であった。やはり、そのグードアップは、より美しくなるために、その姿勢や体型にも影響を与える身体の内部までも、美しく修復しているのであった。


 その修復、変化には、最終的に、かなりの時間を費やした。さらに、身長も伸び、よりスリムなイメージは、これまでよりは、華奢なイメージが強く、そして、その繊細さは、ため息が出そうなほどであった。2人は、まさに、トップモデルへと変身を遂げたのであった。ただ、この2人については、たとえば、エミリアや、これまでの女性たちとは、根本的に違う何かが、あるように思われた、これまでとは違う何かが。


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