4-8. あばかれたカタリーナの秘密⑧
すると、実務は、自分のデスクに行くと、そのバッグから何かを探していて、何かを取り出した。すると、カタリーナに駆け寄って、何かスプレーのようなものをかけている。
「とりあえず、30分だけは、止血されていて、状態が悪化しないようになってるわ!その間に手当てができないと、本当に命が危ないわ!」
すると、その時、事務所のドアが開いて、入ってきたのは、なんと、カタリーナであった。
驚きのあまり、全員、声をあげた。すると、そのカタリーナから、
「そこに私が!私の身体!私が、オービスよ!」
「ええっ!!!」
麗奈が驚きの表情で、
「主理!これは、移面術じゃない!人格交換術ね!!!なぜ、とっくに、封印されている人格交換術なんか!」
主理は、この1週間の間、怪しまれずに、オービスに近づくため、まず初めにカタリーナの顔を手に入れていたのである。
「そうよ。これは、何のために、移面術ではなくて、人格交換術にしたと思う、あなたたち!!」
唖然としている麗奈。すると、主理は、ニヤリと笑いながら、
「教えてあげるわ!あなたたち、今の私の身体、このオービスの身体を傷つけること、できる?できないでしょ!でも、私は、今から、麗奈を倒すわ!そうすれば、今、刺した香織と、2人とも倒すことができるからね!麗奈!あなたには、私を倒すことは、できないのよ!このオービスの身体をね!
つまり、もう、これで、あなたたちは、私に、間違いなく、敗北したのよ!私の完全勝利よ!いつも、私に対抗してきたあなたたちの報いがきたのよ!」
主理に入れ替わったオービスは、急いで何かを探している。
すると、麗奈が泣きながら、
「主理!あなた、私たちを倒して、それから、どうするのよ!もう、オービスのままでいる必要は、ないでしょ!私は、倒されてもいいわ!だから、お願い!オービスの身体を戻してあげて!オービスは、関係ないでしょ!どうか、お願いよ!」
「そんなこと、信用できると思ってるの!私は、あなたたちのことを、どこまでも信じていないからね!これまでも、いつでも、2人とも、私を簡単に追い越そうとしてきたわ!今こそ、私が1番だということを示す時がきたのよ!」
すると、泣きながら、訴える麗奈、
「わかったわ!それを証明してあげるから、よく見てなさいよ!カタリーナが、いや、香織がこうなった今、もはや、私が死ねば、信じてもらえるかしら!オービスに身体を返してもらえるかしら!」
「そんなこと信じられるわけないでしょ!それなら、本当に死んでみなさいよ!ほら、これで、死んでごらん!やれるものなら、やってみなさいよ!!!」
そう言うと、1本のナイフを麗奈の前に投げた。
すると、すぐに、拾い上げて、自らの胸に、突き刺した。
「ほらっ!みてごらんなさい!これで、どう?」
すると、もう、さらに広い血の海となった。もはや、助かるレベルではない状態の麗奈。




