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3-6 ダイヤモンドは、誰の手に⑥

 対決の進行役として、究極の美貌追求研究所UBPRIからきた所員の女性が、その役割を引き受けた。


「それでは、準決勝の対決を始めます。それぞれ、チームBRと、チームBKから、お一人ずつお進み下さい。」


 すると、測定器前に、チームBKの3人から、1人が上がっていく。この3人が、コトールルミナス国の美の称号を持つ3人である。そして、続いて、測定器前には、強烈な美しさを放っていた謎の3人の中から、1人が進んでいった。


 そして、それぞれ、両者スタンバイすると、


「それでは、準決勝の1組目、第一対決、スタートします!」


 それぞれに、ポーズをとるかと、思いきや、美の極みの称号を持つ1人目の女性、さすがの美貌を舞台上に振りまいて、やはり自分のアピールには、場数を踏んでいるようで、その笑顔の表情も慣れているようである。


 すると、一方では、謎の3人からの1人目は、特にポーズをとるわけでもなく、満面のというほどではない、控えめな笑顔を浮かべていて、その顔の表情をみて、フランソワ高木は、驚愕した。


それは、


 この、謎の女性は、今、自分の顔だけで、勝負にでている。首から下は、もはや、ここでは、必要ないとでも言うかのようなアピールなのだ。まさに、私に、今、注目すべきは、この美貌だけ、それで充分よ、とでも言っているかのようなのだ。


 しかし、それは、逆に、その美貌の魅力をかえって、増大し、より、その印象を、その美貌を圧倒的なものに変えてしまっている。全く、隙のない、そして、無駄のない完璧な攻撃だ。なんということだ。たいしてオーラが放出されるまでもなく、この美貌と表情だけで、すごい攻撃力となっているのだ。


 すると、フランソワ高木は、


「チームBR!勝利です!」


 対決が始まって、僅か5分で、勝負が終わりとなった。


「なんということでしょう。まず、1人目の勝負は、チームBRが、勝利しました。圧勝でした。」


「そして、次に、準決勝の1組目、第2対決をスタートします!」


すると、2人目も、機械の判断結果を待たずに、やはり僅か7分で、勝負がついた。第2対決も、チームBRが、勝利を飾り、決勝に進出していった。


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