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2-7 その名は、アイフ⑦

 やがて、救急車が到着し、救急隊員が女性を担架に載せる頃には、彼女の冷静かつ的確な対応のおかげで、その女性は安定した状態に戻っていた。バスの乗客らも、軽い怪我で済んだので、救急車に自ら乗り込み、バスの事故は、本当に軽いもので済んだ。救急隊員が、アイフに感謝の言葉を述べると、彼女はただ微笑んで


「無事でよかったわ。バスの事故も大したことがなくて。」


と答えた。しかし、アイフは、自分の過去の出来事から、多くのけが人がいる時の処置をする順番に混乱していて、まさに自分が倒れそうな状況を迎え、今やっと、そこから脱することができたところだったのである。


 会場の観客は拍手喝采を送り、彼女の勇気と知識に感謝の気持ちを示した。


イベントは中止となり、観客は帰されて、会場は片付けが始まって、今回のイベントの主催者がアイフとコスメの元にやってきた。


「この度は、スタッフがすみません。ご迷惑をおかけしたばかりか、適切な処置をして頂きまして、ありがとうございました。それにしても、あなたは、医者だったなんて、驚きましたよ。本当にありがとうございました。」


すると、コスメも、

「そうそう、アイフ、あなた、まだ、22才でしょ。普通なら、とても医師免許が取れるわけないわ。いったい、どういうことなの、わけを話してちょうだい。」

「そうね。今まで、隠していてごめんなさい。これまでのこと、すべて、正直に話すわ。」

すると、もうあきらめて、アイフは、自身のことを話し始めた。 


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