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2-4 その名は、アイフ④

やがて、日本の国際空港に到着すると、その足で2人は、直接、モデルラボへと向かった。すると、すぐに出迎えてくれたコスメ。


「所長さん、ご無沙汰してました。」


 そうだった!美のエキスを飲んで、いきなり、トップモデルのように変わってしまったコスメとは、フランソワ高木は、初めて会うので、あまりの変貌ぶりに、さすがに絶句してしまった。


「いやあ、社長さんは、変わりましたね。その見た目は、20才くらいですか。それにしても、美しいです。その見た目だったら、私でも、間違いなくモデルデビューしたくなりますね。」


すると、コスメから、

「そうですね。所長さん、もう、なんだか、リニューアルで、青天の霹靂せいてんのへきれきって感じですよ。ところで、この子は、誰ですか?」


 すると、すかさず、所長に耳打ちするコスメ。

「なんだか、すごい、クールな子ね。なんだか不機嫌というわけではないですよね。」

「いやあ、話してみると、見た目とは、ぜんぜん違うから、安心してください。無表情なのは、元々そういう人らしいので。ちょっと最初は、とっつきにくいかもしれないけれども。この人は、機内で知り合ったんですが、見た目は、ちょっとクールで冷たい感じだけど、きちんとしてみると、なかなかの美人さんですよ。クールビューティーっていう感じでしょうか。私がスカウトしたんですが、私はひと月後には帰ってしまうので、事務所にモデルとして登録できないでしょうか。」


 2人は、さっと、彼女の方に戻ると、


「えーと、さて、黒沢さんは、これから、家はどうするの。もしも、これから、探すのなら、事務所のビルの上は、部屋が空いているから、よかったら、そこでもいいわよ。」

「ありがとうございます。実は、とりあえずホテル住まいをして、アパートでも探そうと思っていたので、ここに住めるならうれしいです。宜しくお願い致します。」


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