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8-15 チョコレートガール15

 チョリナート人は、チョリモナが大好きで、日常的によく食べているが、ショコラだけは、このような経緯があって、必ず変身してしまうため、この日から止められて、チョリモナ禁止となり、完全に封印していた。


 当時は、まだ中学生であったショコラは、友人のメラニンと仲良しであり、学校の部活で、美人研究会に、共に所属していた。


 芸能界やモデル業界、そして、一般的な素人の美人なども対象にして、その美人顔の様々な分析をして、その美しさの秘密などを研究する部活である。

 美人研究会の部員は、7人であり、実は、その研究内容とも相成って、フランスの究極の美貌追求研究所UBPRIのフランソワ高木の研究書など、よく購入して読んでいた。


 すると、ある日、学校の放課後、ショコラは部室にいて、何かを見ている。それに気づいたメラニンは、声をかけた。

「あ、ショコラ。何、見てるの?」

驚いたショコラは、夢中でそれをみていて、メラニンが近寄ってきたことに気づかなかった。

「あ、メラニン、これは、な、なんでもないわ。」


 すぐに、みていた写真をかくすショコラ。


だが、それは、もう見られてしまっていた。

「モデルの写真?ちょっとみえたわよ。何それ。何かくしたのよ。みせて。」

「ごめんなさい。これは、ダメなのよ。」

「ええ、ケチーっ、いいじゃない、ちゃんとみせてよ。」


思わず、その写真を取り上げてしまうメラニン。すると、そこには、信じられない美人顔が、

「ああ、すごいわ。こんな綺麗な人。ねえ、この写真どうしたの。」

「ええ、たまたま、人からもらったものよ。誰かはよく知らないわ。」

「うそ。なんか隠してない?ねえ、誰にも言わないから、私には正直に話して、親友じゃない。」

すると、ショコラは、観念した。

「ごめんなさい。実はね。ちょっと、信じてもらえるか、わからないんだけど、このことは、絶対に誰にも言わないでくれる。」

「なんだか、すごい話しになりそうね。大丈夫よ。誰にも言わないわ。」

「実はね。」


 ショコラは、親友であるメラニンに、すべて話した。その驚きは、かなりのもので、親友だとはいえ、すぐに理解は難しいようだった。しかし、本当は、もう完全封印し、2度と変身はしないつもりでいて、ただ、もう2度とみることのできない自分の変身姿を写真に残しておこうとしていたのであった。


「ショコラ。ということは、チョリモナを食べると、あなた、この写真みたいになる、ってことよね。」

「そうなのよ。」

「悪いけど、とてもすぐには信じられないわ。今、ここでチョリモナを食べて見せて、って言ったら、できる?」

「うーん、、、できるんだけど、あくまでも内緒でね。それに変身したら、そのあと、2時間は、もとに戻れないのよ。今だと、まだ部員たちがくるでしょ。だから、もしみせるなら、5時に皆が帰ってからで、そこで変わったら、そのあと、2時間は戻れないから、7時くらいまで一緒にいてくれる?それで、大丈夫なら、見せてあげるわ。」

「わかったわ。うちには、遅くなるって連絡するから、7時まではいるわ。」

「ありがとう。」

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