8-6 チョコレートガール⑥
すると、案の定、有名なチョコレート会社であるチョットチョコレート社から、CMの依頼があり、その後の会社の売り上げは、3割増しとなり、CMは、さらに増えていった。
ある日、モデルランキングの業界誌を、驚きの表情で持ってきたコスメ。
「ショコラ。今月号を持ってきたから、見てごらん。」
「あっ、今月号出たのね。楽しみだったのよ。」
すると、すぐに手に取ってペラペラとめくるショコラ。
「あった、あったわ。やったわ!とうとう1位よ!1位になったわ。」
「本当、ショコラ、すごいわ。オービスが2位になってしまったもの。」
そこにやってきたオービスも、拍手して喜んでいる。
「ショコラ、とうとうやったわね。」
「ありがとうございます。でも、先月は、バレンタインがあったから、私のCMが多かったのが、原因よ。だから、たぶん、今回だけだと思うけど。」
そして、その後、その評判を喜んだチョットチョコレートから、会社主催でチョコレートガールコンテストを行ないたいと、モデルラボとショコラに依頼があった。
チョコレート好きというモデルたちを募集して、優勝すれば、賞金1,000万円と副賞のチョコレート1年分である。もちろん、ショコラも参加して、結局、ショコラなら優勝できる実力があるので、その優勝までが、さらに、丸ごと会社の宣伝になるという会社の読みがあった。ここまで、ショコラのチョコレートモデルとして、最高の評判があったので、その勢いで走り抜けたいと、会社では、その企画で盛り上がっていた。




