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怪人 ダンジョンに立つ!!!!元イベント会社でヒーローショーの怪人やってたけど会社が潰れて無職になったので、ダンジョンに潜ります!変身スキルで無双するオッサンは好きですか!?  作者: 怪人工房店長 死蟲(しでむし)
第二章 ダンジョンとヒーローショー

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53話 祝勝会と新たな決意

本日も宜しくお願いします!

読んでくれてありがとうございます!

俺とジョージは、ジョージのクソ派手なアメ車、ファイヤーフェニックスで「麺屋 一掃」へと向かった。

勝利の後の鶏白湯ラーメンは格別で、今日は特製チャーシュー麺を大盛りで平らげた。

      挿絵(By みてみん)

「ワオ!アキヲ!この勝利の味は、まさにエレガントの極致だ!そして、君の新しいスキル『電光説破』!これはファンタスティックだ!」

ジョージは味噌鶏白湯のスープを飲み干しながら、興奮気味に語る。

「ああ、まさか俺の創ったトンチキクソ坊主の能力をパクることになるとは思わんかったわ。これで俺の『死蟲』も、ますます尋常やなくなるわ。」

「それは『パクる』んじゃないよ、アキヲ!それは『吸収アブソープション』だ!強敵の要素を取り込み、自分へと昇華させる。これこそ、真のエレガント・ウォリアーの道さ!」

ジョージはそう言うと、真剣な顔になった。

「さて、アキヲ。君がナムサンダーという『概念』を打ち破った今、俺たちには次の目標がある。それは、俺の『オーガジャック』スーツのエレガントな完成と、久宝寺ダンジョンのさらなる深層への挑戦だ。」

「深層か。まだ10層から下があるもんなぁ……。」

「もちろんさ。そして、俺のスーツは、君との特訓で得たデータと、この鶏白湯のインスピレーションで、ついに完成の領域に達した。しかし、最終調整にはアーミーでの特訓が必要だ。アキヲと同じ『変身』スキルを手に入れるためにはスーツを着た状態での極限のダンジョントレーニングが必須だろうね。短期間でスキルを覚醒させるためにさ」

ジョージはラーメンの器の縁を指でなぞる。そして

「チャーシューのようにしなやかで、キクラゲのように予測不能なテクスチャを持つ、最強の装甲。それを俺の身体に完全にフィットさせる必要がある。だから、俺は明日、一度アメリカに帰国するよ。」


 ラーメンを食べ終わり、店を出ると、ジョージは俺に小さな金属のプレートを指で弾いて受け渡す。空中でパシッと受け取る。訓練の賜物だな!?

「それは、俺が君のために作った『Kiaiメダル』だ。ソロイベントに挑んでる間にコバンとシロガネにヒーロースーツと一緒に作ってもらってたのさ。変身時にこれを握りしめれば、俺の『Kiai』がアキヲに力を与える。冗談じゃないよ。俺の『Kiai』を少しだけ込めてある。」

「何それダサッ!?いや…でもサンキューな、ジョージ!お前の『Kiai』、大事に使わせてもらうわ。」


俺はメダルを受け取り、強く握りしめた。

ジョージはファイヤーフェニックスに乗り込むと、窓を開けて俺に熱い視線を送った。

「アキヲ!俺が戻ってくるまでの一週間、君は『電光説破』を徹底的に身体に馴染ませるんだ。ただの雷撃ではなく、パーフェクトな雷撃をマスターするんだ!俺は、完成した『オーガジャック』スーツと共に、アキヲの真のエレガント・ライバルとして、この久宝寺に戻ってくる!」

「ああ…。任せとけ!次会う時、お前を『ライトニング・チョップ』でキャン!っていわしたるわ!」

ジョージは力強く頷き、派手な爆音と共にファイヤーフェニックスを夜の街に走らせた。


 ジョージを見送った次の日から俺は、すぐに久宝寺ダンジョン3層、スライム緑地でのトレーニングを開始した。師匠でもありライバルでもあるジョージにええトコ見せなカッコつかんからな。一週間という時間と、あとは『電光説破』とかいう強力っぽい必殺技だ。

俺は死蟲へと変身し、スライム緑地まで間にいるゴブリンやオークを吹き飛ばしながら進む。

全身に纏った稲妻が、モンスター達を触れるだけで光へと還してゆく。


 そして3層のスライム緑地に立つ。周りでは平和そうにスライムさん達がふるふるしている。

「コバン、シロガネ。シミュレーション開始や。目標は、雷を『纏う』から『操る』への進化や!」

『わかった…父。電光説破の融合訓練を開始…。甲殻の柔軟性を保ちつつ、雷の出力のみを最大化…エレキ・チューニング…。』と、コバン。

『父さん、雷撃を打つ際、ネコカイジャーのヒーロー的なタメを入れ雷を魔力的に制御するんだ。』と、シロガネ。

俺の特訓は、さらにカオスな方向へ向かっていた。


一日目

足元に微弱な電撃を流し、スライムの上を滑るように動く『エレガント・ムーブ』の応用。

失敗すると、足元から全身に電撃が走り、「アッーーーー!!!」と叫ぶ羽目になる。


二日目

必殺技のポーズを決める瞬間に、全身の雷出力を瞬間的に最大化する練習。

雷と厨二ポーズのエレガントな融合を追求する…。意味あるか!?コレ!?!?


三日目

影から召喚した牙王を相手に、『サンダー・シールド』の防御テスト。牙王の攻撃が雷で弾かれると、肉食獣がキバを剥くように笑う。楽しそうで何より。相変わらず凶暴。


などと、地獄の修行をする俺様だった。

まぁジョージと一緒にやった1週間よりは楽だな?俺様頭のネジが飛んだかもしれんな…。


 なんやかんやで電光説破を使いこなせる自信がついたのでコバンに新しいフォーム…サンダーストームフォームのアーマー等を発注して、トンチキクソ坊主の消滅した11層以降に修行に行くとしようか。

 ゴブリン王国の先の先、12層では一体何が待ち受けるのか?たぶん予測ではハイオークが集団で待ち構えてるんだろうけど…。

 新たな肉屋!!!!楽しみだ!!

ジョージが帰ってくるまでに大量の肉を仕入れておいてやろう!

さらにこの久宝寺ダンジョンを楽しみ尽くしてやる!!!

と、その前に訓練ついでに吹き散らかしたゴブリンやらオークの戦利品を換金して家族サービスの時間と残念ギルド嬢のボーナス査定を上げてやらないとな…。なんやかんやでカイちゃんにはお世話になってるしなー。


 ともあれ明日から前人未到の久宝寺ダンジョン深層へと向かう。

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宜しくお願い致します!

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