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怪人 ダンジョンに立つ!!!!元イベント会社でヒーローショーの怪人やってたけど会社が潰れて無職になったので、ダンジョンに潜ります!変身スキルで無双するオッサンは好きですか!?  作者: 怪人工房店長 死蟲(しでむし)
第二章 ダンジョンとヒーローショー

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35話 敗走と食料事情

本日も宜しくお願いします!

読んでくれてありがとうございます!

這々の体で、買取所まで帰ってくる…。


ガチでしんどい。


「おかえりなさーい!」

うん、いつものお出迎えがありがたいと感じる。

「恥ずかしながら、帰って参りました!!!!」

ビシッと、敬礼!!!!

「セヤマさん…?キモ………!」

キモって言うなや、まだこちとらピッチピチの三十歳やぞ!!??

「あーぁ………、とりま、詳細は上で話すわ………。」

そそくさと応接室へ向かう。足どりが重い…。

応接室のサーバーから冷えた水を注ぐ。飲む。

カラカラだった喉にひんやりと心地よく水が流れ込む。

あのクソ坊主、キッチリ倒せるイメージを持たないと、おそらく近い内に本当に死ぬ羽目になりそうだ…、システムさんの事前警告みたいなクエストだと思っておこう…。

イメージトレーニングとか、シャドウボクシングみたいな感じ、心が死ぬ前にクリアしないと廃人にでもなっちゃうのだろうか?

「失礼しまーす!」

と、カイちゃんが応接室へ姿をみせた。

「あ~〜……、死ぬかと思った………。」

「どうしたんです?えらく憔悴してるみたいですけど?」

「なんか11層で殲滅戦やってラストまで行ったら、パーソナルクエストっていうのがはじまってな……。」

「………。また初めて聞くような要素が出た。」

「俺のアタマの中にしかいなかったはずの、理不尽最強イマジナリーヒーローが、俺にだけ襲いかかってきた。」

「………、それで、どうなったんですか?」

「完膚なきまでに叩き潰された。精神的に。」

「怪人の状態で?ですか?」

俺は首肯した。

「システムさんが言うには、心が死ぬ前に倒せってことらしいけどな……。コイツはハードルが、ガン上がりしたなと思ったよ。」

「発生条件とかは、なんとなく想像がつきますねソレ……。」

「うん、多分各階層シークレットクエストのクリアからの最下層以降の解放だろうなと、思ってる。」

 一応変身できるようになった仲間たちには待ち時間にさくっとメッセージで伝えては見たけど、俺のパーソナルクエストって、システムさんが言ってたからな。ひょっとしたら俺にしか起きないのかもしれない。

「…、てなわけで11層殲滅戦の買取をお願いするわ。」

「あ、マップとかモンスターとかの情報も買い取りますからあわせてお願いしますー。」

コバンがドロップアイテムを排出していく。当然テーブルには乗らないので、床にも積み上げていく、おやつ用に小中魔石はキープなので、あとは売却だ。Bランクボーナスが15%付いてドン!

「¥5,226,750です!!」

11層だけでこれかぁ…。いつまでこのレートなのかもわからんから、できるだけ稼いどかんとな…。あとは、

「コバン、11層のマップ出力してくれるか?」

「大丈夫、まかせて。」

「ぇ?!コバンちゃんがしゃべったあああああああああああ!?!?!?」あ、そうか言ってなかったな。

「なんか、本でヒトの声帯とかを勉強して、発声練習したら、できるようになったみたいやで?」

「何でもできちゃうな……コバンちゃん……。」

地図も正確に、出力されていく。ボールペンがすごい勢いで地図を書き上げて行く。ついでに出現モンスターリストも添えて…。気が利くなぁ……コバンは。

「はい!!正確なデータありがとうございます!!こちら、¥30,000で買い取りますねー。」

「どういたしまして。」コバンはふるふると、ドヤ顔だ。

いつもの様に、現金で¥20,000だけ受け取って後は振り込みにしてもらった。

キャッシュレス生活バンザイ!!!!

殆どの、買い物は探索者証をピッてやるだけで決済完了だ。とても便利。

さぁ、お家へ帰ろう…今日は疲れたし早く帰って、伊織をもちゃもちゃしよう。

ご飯の準備を、スーパーで買い込み、帰宅。

肉だけは買いに行かなくてもナンボでも手に入るのはありがたい。しかも一般流通だと結構なお値段になるダンジョン産の肉だ。

初期に、栄養学的調査をしたところ、ダンジョン産の肉は完全栄養食に相当するらしい。

これだけ食ってれば生きていけると言うことだ。さすがに毎日こればっかりだと、飽きそうだけど…

果物とか野菜ドロップするモンスター居ねえかな?

少なくとも久宝寺にはいなさそう。また、ネットで情報漁るか……?


「ただいま~!帰ったよー。」

「おかえり~!」嫁様が返事する。

家に帰ると誰かいるってありがたい。

「伊織くんはー?」

「爆睡してるよー。」

そっか、寝てるのか…すやすや寝ている息子ちゃんを覗き込んで、そっと撫でる。

小さくてもちもちしている。こいつが大きくなるまでに、ダンジョンでどのぐらい稼げるだろうか?

漠然とした不安はあるが、まぁ、ダンジョンがいきなり無くなると言うこともあるまい…。

ドロップアイテムの買取価格も暴落するような感じではないし、需要も高い。

変身スキルの取得者が増えると、多分アイテムの価格は下がる傾向になるだろうが、価格に深刻な影響を及ぼすにはまだ、母数が少ないだろうな……。

だが…いずれその時は来る、なので元気に動ける間に、しっかり稼いで速めにリタイアして、ゆるゆると趣味の時間に当てたいと思う。どこまで行けるかは、やってみないとわからないけどな…。

さて…暑いときには、辛くて酸っぱいモノが良いと聞くので、キムチ鍋作るか!

真夏のキムチ鍋は…暑いが美味いんだ!!

オーク肉と野菜達をイイ感じに切り分けて、キムチと一緒に煮立ったら、あっという間に完成だ!豆腐も入れると尚良し!! 簡単だし!締めには中華そば入れてラーメンっぽくいただくのが最高です!

嫁様と仲魔達とともに、ガツガツ食べる!!

今日もビールウメェ!!

 美味しいモノがあると、少々の不安は霧散していく。

俺の中に存在するイマジナリーヒーロー……、ヤツを必ず倒し、さらに先を目指す。

ソレが新たな目標である。不死身のタチの悪さとことんヤツに、見せてやる……!!!!

美味しいご飯食べてると、少々イヤなことがあっても、なんとか持ち直せる。

「おくがたさまー!わかさまがヒュンヒュン鳴いてるにゃ~?」

「お?わかったー、えさかー?フンかー?」

「えさとか、フンとか言うなや…キミら………。」

そんな感じで夜が更けてゆく。明日も頑張ろう。

ブックマークやイイネやご評価☆いただけると幸いです!!

宜しくお願い致します!

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