31話 夫婦ダンジョン!!
5,000PVありがとう祭り3日め!
本日も宜しくお願いします!
読んでくれてありがとうございます!
応接室で嫁様がお茶飲みながらぽへ〜っとしてた。
「お待たせ〜?」
「今さっき上がってきたとこ〜。あんな簡単に資格はとれるんやね。」
「まぁ、結局は自己責任のもんやからな?教習自体は受けるだけで特に試験みたいなもんは無いからね。」
「とにかく安全マージンだけはとれって、しつこく言われた。」
「安全第一効率二の次よ、生きて帰ってなんぼやしな。」
と、そこへカイちゃん登場。
「教習お疲れ様でーす!」
「おー。」
「コレからお二人揃って、ダンジョンですね?…?赤ちゃんは誰が見てるんですか?!」
「コバンの分身体と猫さんがお世話してくれるってさ。」
「しゅごい!託児所いらず?!ともかく二人揃って帰ってきてくださいね!?まぁセヤマさんもあの子達もめっちゃ強いんで大丈夫とは思ってますけどね!」
「うん、ありがとうな、行ってくるわ。」
入口からダンジョン1層へ。
「コバン、かーちゃんに防具と武器を頼む。」
『わかった。』
昨日の内に、3Dプリントしておいた、かーちゃん専用防具をコバンが高速で装着していく。その間わずか0.1秒!!
そして、弓とクイーバー(矢筒)に入った矢を手渡す。もちろんスライム樹脂とダンジョン素材で作られた強力なモノだ。
「昔取った杵柄やな、いっちょやったるか!」と殺る気をみなぎらせるかーちゃん。背中に背負ったコバンのナビに従い二人ダンジョンを進むと10mほど先にゴブリンの姿が見える。こちらも息を殺している状態なので向こうには気づかれてはいない。
ハンドサインで、お互い合図を交わし、かーちゃんが矢をつがえる。弓を引き絞り…、矢を放つ。風切音がヒュッと鳴るゴブリンが気を取られこちらを見る。それは悪手だ。
ゴブリンの右眼の少し上に深々と矢が突き刺さる。
短い悲鳴を上げゴブリンが絶命する、そして光に還る。
「かーちゃんナイス!」
「ふーっ、キンチョーしたわ!…あ、アタマの中に声が聞こえてきた?」
「しっかり、聞いとき。」
「ふんふん、へー、マジかソレ…。……、ステータスオープン!」
嫁様がしばしステータスを眺める。
「変身(お姉さん)、と、中級忍術と、弓術…みたいよ?」
……?お姉さん、て!!
中級忍術はわからんでもない。俺と一緒に散々演ったからな。でも、中級!?俺より上なん?!
お姉さん変身……。そうきたかーって思いながらもまぁ……わからんでもない!
弓術…!?現代人の弓の使い方とか!!??
「かーちゃん?いけそう?」
「あぁ、全然いけそうよ!?」
………。せやんな。そら、イケるわ。
ヒト型のナニかを、仕留める術は、アタマに入っとるわな!?
ひと頃、メインでくのいちを演ってたのは、伊達じゃねえ。
そんなのは、散々、シミュレーションしてきた。
たとえ弓で仕留められんでも、近接戦でなんとか出来るわな!?
一息つく、嫁様に確認する。
「ゴブリンが、山ほど来るけど……殺れるか?」
「テキを殺るのに躊躇してるヒマなんかあるかい!!」
覚悟は決まった、向ってくるやつを全て倒すだけだ。
コバンも牙王も、殺る気満々だな、ヨシ!!!!
行くぞ!
「変身!!!!」
いつものイントロが流れる!
地面からファーってなんか出る!!
「俺様の歌を、聴けぇぇえぇえええー!!!!」
俺から俺様へと、スガタが変わる!!!!
迷宮の通路のあちこちから、ゴブリンが姿を現す。
残らず叩き斬る。ソレが!!姫プ!!!!!!!!
叫ぶ!!
「行くぜ!!コバン!!牙王!!!!!!」
一切隙はない。叩き潰し、切り裂き!圧倒する。
やがて静かな時が来る。
「かーちゃん、デカいのが来るで!サポート入るから、トドメくれてやれ!」
「うん、よろしく頼むわ!」肉食獣の笑顔を見せて弓矢を引き絞る。
やがて曲がり角から、ホブゴブリンが姿を現す。
「コバン!牙王!!行けぇえ!!!!」
叩き!!足もとを崩し!眼を潰す!!
「かーちゃん、あとはイケるな?」
嫁様は、無言で頷いて、弓を引き絞る。
「南 無 八 幡 …… 大菩薩!!!!」
ナニソレ!?カッコいいな!!??
ヒュッと軽い音をたて、膝立ちになったホブゴブリンの心臓に、矢が飲み込まれてゆく。
姫プ最高か?!?!
キレイにホブゴブリンが光に還る。全てのドロップをコバンが回収する。そして、変身がとける。腹減った!
そして、嫁様が一言もらす
「あー!!怖かったぁ〜!!」
思わずズッコケた。吉◯新喜劇か!?!?
余裕で対処してたやん!?思わず言うてまうがな!!?
「ウソつけぇ!!!!」って!!!!
ゴブリン達のドロップを回収し、コバンに預けてた食糧をモグモグしながら、地上への階段に向かう。
買取所の扉を開けて、カイちゃんに声をかける。
「邪魔するでー!?」
「邪魔するんやったら帰ってー。」と、カイちゃん
「ハイハイ、ほなさいなら……ってなんでやねん!?!?無事帰ってきたのにぃ!」
「おかえりなさーい!………ケッ!このリア充め………!」
「…聞こえとるって…。上あがっとくでー?」
応接室に入りサーバーからよく冷えた水を出す。
「ん、」
ふたつの紙コップの1つをかーちゃんに差し出す。
「お。」
差し出した紙コップを、かーちゃんが受け取って飲む。
「で、どやった?ダンジョン?」
「今日出てきたぐらいのヤツやったら、多分全然、余裕。」
メンタル強いな…。さすがトドメ刺し慣れてるだけのことはある。
「ねこねこ忍軍の副隊長クラス二人つけといたら、5層ぐらいまで余裕で行けそうやな…」
正直な感想である。そもそもねこねこ忍軍のみんなは5層出身で、その中でも優秀な奴等が隊長、副隊長クラスである。特にミノタウロスなんかはデカくてのろい部類に入るモンスターだが、その先の階層にいるのが、ねこさん達である、負ける理由がない。
しかも武器類の扱いは、俺も嫁様も教えるので、初級忍術は全員使えるようになった。ねこさん優秀!いずれ中級忍術も覚えるやろなぁ…
武器防具に関してはコバンと言うマイスターが居るので全く心配が無い、ガンガン3Dプリントしてくれる。
高品質待ったなしである。
ブックマークやイイネやご評価☆いただけると幸いです!!
宜しくお願い致します!
ユニークアクセスも、2,000突破しました!
ありがとうございます!!!!




