28話 メンバー紹介とゆるめの売り上げ
1週間ぶりでございます!
本日も宜しくお願いします!
読んでくれてありがとうございます!
久宝寺ダンジョンの買取所に無事帰還した。
「ただいま~!」
「あ!おかえりなさい!すぐ上がるんで、先に行っててください!」と、元気よくカイちゃんがレスポンスしてくれる。
では、そのようにしようか。
応接室で良く冷えた水をいただきつつ一息つく。
本日のドロップ品を取り出しつつ、カイちゃんの登場を待つ。舞帝の分である1,2層殲滅アイテムと、3〜5層のジョギング時のドロップアイテムにわける、こっちは2人で山分けする。
「お待たせしましたー!いつもニコニコ明朗会計のカイ トリコでーす!!」元気良く入ってきた。
「カイちゃん?なんか、悪いもんでも食うたんか?」
「容赦無いですね!?私ゃいつも元気が取り柄なんです!!」ムーって、してる。
「あ~、っと、紹介しとくな、今回俺と一緒にヒーローショー演ってくれる、舞帝・マスダ君!」
「どーもー、マスダッす!舞帝って呼んでくれてエエッスよー!」
「あ、ご丁寧にどうも!ダンジョン監視局の甲斐トリコです!お初にお目にかかります!」ちゃんと仕事できるヒトみたいに見えるな。
「えー、彼、ちなみに俺と同じく変身スキル手に入れたみたい。」
「マジか!?!?まだD特でも出てませんよ!?」
「やっぱりある程度人生に衣装がセットになるっちゅうのは珍しいんかな?」
「まぁ、そうでしょうね…ちなみに舞帝さんは何に変身しちゃうんですか?」
「ファッキュマスク…。」
「ぇ?ナニソレ?!」
「話すと長くなるが、手短に説明するとサブカルイベントで歌い手で出演するときに舞帝が着る衣装やねん。」
スマホでイベントの時の画像を出す。あ、目が点になった。聞こえないぐらいの声で…「ヘンタイやん…」って聞こえたような気がするが気にせんどこ……。
コバンにはファッキュマスクの状態でスキャンしてもらってそのサイズでヒーロースーツを仕上げてもらっている
変身後のスペックを活かせる状態で、ショーをやれるはずだ。
てめえに持ちうる全力で演る。そのうえで無難にこなす。
バランス感覚が重要。ドコにどの範囲で全力をブチ込むかが重要で、あとは割とちゃんと演れるコトをちゃんと演ろう。そう思うんだよ。
常にチームで全力って不可能だからな。
その時どうするかってのはチームごとに違うはずなんだが、俺の答えは…、全力出さずにちゃんと魅せられるコトを演る。だな。
褒められたものではないが、集合時間より早く集まってその日の立ち回りを決めて、その日の午前中には本番って、無茶が過ぎる。あらかじめ定番の魅せられる立ち回りをいくつかユニット化してればソコソコ長くても練習は要らんと思う。それで足りない分を当日余力があれば足したら良いじゃない?
その日の本番に向けて毎度必死で練習するのはコスパが悪いので。
できたら "魅せ" がある立ち回りは全員で共有してボスクラスとか怪人クラスのヤツが使う立ち回りをできるだけキープしとけるように練習をしたい。
手持ちの立ち回りが尽きたところで改めて見栄えのするアクションを加えてければイイなと…思う。
「あ! カイちゃん、今日の稽古動画に撮っといたんで、渡しとくわ。」
マイクロSDに収めた本日の稽古風景を、提出する。
「仕事速いな!?キミら!」
「まぁな…このスピード感も俺等の武器やと思うよ。ひと月したら、舞台で完成品を魅せるわ!」
「はー、ある意味すごいなぁ…。」
「やりたいことがあったらこんなもんよ!?俺等。」
「こちらは基本お役所なので、このスピード感は羨ましい気もしますねぇ…」
「それも、ダンジョンで稼げてるからできるんやって、これからもよろしくな!?」
「喜んで!!!!」
「さて、今日の査定を始めようか!?」
「ドンと来やがれです!」
「言うて、稽古とトレーニングの傍らでやった分ッスけどね!」
テーブルのドロップアイテムをサラリと眺めてカイちゃんが言う。
「うん…。あんたら、おかしい!」
……。知ってた。
査定の結果 舞帝の1〜2層殲滅ドロップの売り上げが
¥233,700
3〜5層だが3層はスライムさんを避ければ戦闘は発生しないので、スルー。4・5層を最短距離で駆け抜けて発生する戦闘は合計20回だった。コレの合計額が
¥200,500
買取金額にCランクボーナスが乗って、
¥233,700→257,070
¥200,500→220,550
舞帝→¥367,345
俺 →¥110,275
と、なった。
「やっぱり、変身スキルってチート過ぎでしょ?!」
「まぁ、そう言う面もあるな…確かに…だから早めにできるだけ稼いどく。変身スキルがメジャーになったら買取金額自体が変わってきそうやもんな。」
俺達ふたりは、各々¥20,000を現金でもらい残りを探索者証のデビッドに振込んでもらう。本日の業務終了!
「お疲れ様ー!!」
「お疲れッすー!!」
駅で各々帰路につく。舞帝の戦闘スタイルに合わせた武器や防具も考えといたほうがエエな。なんせ防御力がヤバそうやしな、あいつ。要所だけ護るタイプの防具。あとは拳の威力を上げる籠手、そんな感じのヤツが必要だな。
サクッと、コバンに作ってもらおう。
サイズデータはすでにコバンがスキャンしてるのであとは形をコバンに伝えてやれれば話は早いだろう。
やりたい事も、やれる事も、"ナカマ"'のお陰で増えて行くのがとても有難い。さて、台詞の録音データに音楽トラック乗せて、晩飯の準備をしよう。今日はオーク肉の餃子!
ニラとキャベツと餃子の皮はスーパーで買ってきた。
オーク肉をミンチにする作業は、コバンがやってくれる。
刻んだ野菜とミンチを味付けして混ぜる。調理用ポリ袋が大活躍だ。
全部刻んでぶち込んだら後はしっかり混ぜ混ぜするだけだ。袋の角をハサミで切ると絞り出し口が出来上がる。
後は、餃子の皮に餡を絞っていくと、ねこねこ忍軍が餃子の口を閉じていってくれる。実に優秀!
ズラリと並んだ大量の餃子をゴマ油をひいたホットプレートに並べていく。このとき少しスキマを開けとくと後で羽を作る時にちょうどイイ感じになる。
全体に火が通るちょいと前に、片栗粉を溶いた水をホットプレートに流し込み、追い打ちでゴマ油を少し追加する
ココでホットプレートにフタ!!コレ重要。
水分でイイ感じに蒸せたら、今度はフタを取って水分を飛ばしつつ羽根をカリカリに揚げ焼きにしてゆく、見た目でわかるから失敗がない。
キレイに焼き上がったオーク肉の餃子が目の前の皿に積み上がる。さぁ、食うぞ!!!!
「「「「「「「「「「「にゃ~!!!!」」」」」」」」」」」
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餃子美味いにゃ~!!!!




