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怪人 ダンジョンに立つ!!!!元イベント会社でヒーローショーの怪人やってたけど会社が潰れて無職になったので、ダンジョンに潜ります!変身スキルで無双するオッサンは好きですか!?  作者: 怪人工房店長 死蟲(しでむし)
第二章 ダンジョンとヒーローショー

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26話 宴と後始末と稽古

本日も宜しくお願いします!

読んでくれてありがとうございます!

いよいよ、舞帝・マスダのチカラが明らかに?!

久宝寺ダンジョンを出て、スライム樹脂をハルタ君のところへ納品。本日の業務終了!

さて晩ごはん何食うかな…幸い肉類だけは売るほどある。コバンがキープしてくれてるから、嵩張らないのがありがたい。

ともあれ、困ったときは唐揚げだ!!!!唐揚げを食おう!野食界隈では美味すぎると話題のカミツキガメことギガスナッパーとほぼ鶏のコカトリスを唐揚げにする事が決定した。後はテキトーにサラダとかビールなどをスーパーで買い込んで、帰宅。

コバンから肉を受け取り、適当な大きさに切ってゆく。

一口大の倍ぐらいに切るのが、唐揚げを美味しく仕上げるコツだ。

調理用ポリ袋に、肉を小分けして 塩とスパイス味のモノと醤油とスパイス味の2種類計4袋を用意してもみもみしておく。下味がつくまで1時間ほど冷蔵庫で寝かす。

その間に米を研ぎ水につけておく。下味がついた肉を冷蔵庫から取り出しておき、米を炊く。鍋で炊くので目が離せないが、慣れれば難しい事はなにもない。

水の量を調整してコンロに、最初沸騰して噴き上がるまでは強火!噴いたら、中火。吹きこぼれない程度の火加減で。赤児泣いてもフタ取るなと言われているが、あまり気にしない。米に残る水分量を見誤らないために何度かフタを取って中を見る。カニ穴と呼ばれる状態になって鍋底からチリチリ言う音が聞こえたら極弱火にして5~6分。

最後に一瞬強火にしてから火を落とす。そのままコンロの上で10分ほど蒸らせばご飯は完成だ。

唐揚げの方に掛かるか。

もうポリ袋に入ってる状態で、片栗粉をテキトーに放り込む。様子を見ながら肉の表面が粉の状態で覆われる量まで片栗粉を入れる。後は、油をIHクッキングヒーターで170℃まで加熱したら肉を揚げていく。表面がしっかりしてきたら引き上げて網の上に。二度揚げの準備である。

待ってる間に残りの肉も同じ状態にしてゆく。

ソレが終わったら、最初に引き上げた唐揚げ達に余熱でイイ感じに火が入ってる頃合いなので油の温度を180℃まで上げて二度目の揚げに突入!

この時は、表面がカリッと揚がる短時間だけで構わない。

揚げすぎると肉がパサつくからな。そのまま流れ作業でどんどん揚げていく。うむ、デカい皿に山盛りの唐揚げが出来た…。我ながら…、少し、作りすぎたか?

サラダにドレッシングを振って、いただきます!!

ギガスナッパーの方から行くか。噛むとザクリとした片栗粉の衣ならではの食感…、コレが実に心地よい。

肉に到達すると今度は、ジャキジャキした今まで味わったことのない食感が出迎えてくれる!

コレが噂に聞いてた亀肉の食感か!!!!素晴らしい。

あふれる肉汁が旨味を爆発させる!!ご飯!ご飯ください!!コバンがササッと茶碗にご飯を盛ってくれる。優しい。炊き立ての状態で収納してくれてるのでホッカホカである。適度におこげのある鍋炊きのご飯はコレだけで物凄い満足感だ…。肉、ご飯、肉、ご飯!

極上の唐揚げ定食である。

そこへ、キンッキンに冷えたビールを…!!!!


「くぅうぅうぅ!!たまんねぇ……!!!!」

ギガスナッパーの塩唐揚げにも箸を伸ばす。

ザクリ。ジャキッ!ジュワあぁあぁ!!!!

「美味い!美味すぎる!!!!」

そしてビール!!たまらぬ!!!!

このために生きてると言って過言では無い!

コカトリスの方はいかがなモノだろう…

ザクリ、モ゙ギュ!ジュワあぁあぁ!!!!

地鶏のようなしっかりした噛み応えが心地良い。

そして、肉がそのままとろけたような、肉汁の奔流が駆け抜けて行く!!!!うんまぁ……!!!!

ご飯が欲しい!!!!

モリモリ食べていく。

コカトリスの塩唐揚げにも箸を伸ばし、かぶりつく!

ザクリ、モ゙ギュ!ジュワあぁあぁ!!

アカン!!塩味も美味すぎる!!!!

コレは絶対にビール案件である!

俺は、唐揚げにかぶりつき、ビールを呑むマシンに変わる。

ザクリ、モ゙ギュ!グビグビ!ゴックン!!

見える!宇宙の真理が見える!!!!

コバンや牙王達もチョイチョイつまんではふるふるしたり顔を綻ばせたりしている。とても可愛い。

ひたすら、食い尽くして、夜がふける。

心地良い疲れとともに、眠りに就く。満ち足りるとはこういうことか……。



………。おはようございます……昨日の俺をぶん殴りたい朝です。取りあえず水飲んで、コバンが触手を口にねじ込んでくるので吸う。ふう………。生き還りー!ヤバいクスリとかじゃないよね?コバン?ピタッと止まるのやめて?…マジで怖いやん!?

牙王は底なしに呑む、暴れるでもなくクダ巻くでもなく、淡々と大人しく呑んで、するっと影に入って大人しくなるみたい。大人やでぇ…。


 さて、今日はひと月後に迫った久宝寺ダンジョンでのヒーローショーに向けての顔合わせと、稽古である。


 頼んだ絵師の仕事は速く、ノリノリで1週間で仕上げてくれた。

三面図さえあれば、コバンがスライム樹脂を成型加工してくれる!

仕上がりはお高い3Dプリンターのモノより更に良い。

コバン自身も色々勉強してるみたいで、暇さえあれば電子書籍で技術書やら3DCADやらBlenderやらを勉強してる。Blenderで作ったデータを自分と接続して、スライム樹脂で出力するという離れ業まで成し遂げていた…

スライムってUSB接続できるんや……。

 どこへ向かうの?この、万能工作機械みたいなスライムさん…?こないだはメルトスライム討伐の傍らメルトスライムのコアを取り込んで分析してたし…石油製品全部作れてもおかしくないんだよね、コバン。可能性の塊すぎる。

多分、素材を選ばず加工できると思う。レーザー加工機よりスゴいぞ!


 久宝寺ダンジョンで舞帝・マスダと合流する。

稽古場は ダンジョン内だ!

何かと都合がいいので、そっちにした。

戦闘員役のねこねこ忍軍も、牙王もそちらの方が都合がいいので、ダンジョントレーニングを兼ねて、1層から潜る!

初手、舞帝の力を見るために任せると、いきなり変身を使った!

「ファーーーッキュ!!!!」って!!地面からエフェクト、ブワァーっ!!キラキラが渦を巻き光が収まると、

半裸の鎖を巻いたヤツが現われた。うん、知ってた。

周りからゴブリンがウゾウゾ湧き出てくる!

「助け要る?」って聞くと、

「ダイジョーブっすよ~!コレぐらいやったらー!」

っていうから任せたら、普通にカンストの128体まで走り抜けた。さすが、実戦カラテと筋トレの力は凄いなと、素直に納得した。

たとえ、一般的にそうじゃなくても!!!!

ブックマークやイイネやご評価☆いただけると幸いです!!

宜しくお願い致します!


この物語は、フィクションですwww

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