24話 ギルドへの報告とリザルト2
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さて、ギルドへの報告事項はクリアしたし 換金作業に入るか。
コバンに出力してもらったドロップリストに持って帰るものの希望を書き込んだモノをカイさんに手渡す。
「……」停まった!?
「なんかマズった?」
「一日の量じゃないですよ!?コレ!!」
「まぁ?ねこねこ忍軍を1層から5層で自由にさせてなおかつ本隊の俺等が8層以降の攻略をやってたからな…。それでもダイフクちゃんは、カイさんにくっついてたはずやけどね?」
「誤差ですよねそのぐらい?!一緒にヒマなときダンジョンに入ったら、あっという間にその日のノルマ稼いでくれますよ!?ダイフクちゃんありがとう!!」
「お役に立って何よりやん。」
「もういいです。ドロップアイテムのギルド買い取り分を提出お願いします。」
コバンが応接室のテーブルだの床だのにキレイに仕分けして排出する。ウチのコ、優秀。
大魔石以下の大きさのやつは、魔石カウンターにジャーっと流し込まれる。いつもパチンコ屋の出玉カウンターを思い出すな…コレ。
テキパキと検数するカイさん、ちゃんと仕事はできるんだよな…このコ、キャラは残念な感じだけど…。
「ヨシ、オッケー!!売り上げドン!!!¥4,878,402!!!!」
コレにハルタ君とこへ卸すスライム樹脂が50キロあるから計算すると…500万超えたか…とりあえず20000は現金でもらってあとは振り込み!多すぎる現金は見ないようにしとこう!なんか怖え!!
「セヤマさん、おめでとうございます!」と、所長。
「?なんかあったっけ?」
「ランクアップですよ!久宝寺ダンジョン10層のクリアと、買取金額が100万と500万オーバーの二つ、そして私との面談のクリアです。今日からCランクですよ!」
「3つも上がるんすか!?」
「特例的ではありますがまぁ、有力な人財の囲い込みということですね。これからも久宝寺ダンジョンをご贔屓に!
では、私はこの辺りで…。カイさん、あとは頼んだよ?」
「は~い!お疲れ様でーす!!」所長は、業務に戻るようだ。
「……。ランクアップってなんかええこと有るん?」
「ご説明いたしましょう!!」コヤツ、エアメガネをクイッ、としやがった。
「Cランクだと、なんと!!買い取り金額が10%アップします!!あとは限界階層が深くなりますね~。具体的にはランクごとに10層深く潜れるようになります!セヤマさんはCランクですから40層までおっけーです!コレはどこのダンジョンでも同じですからね!次のランクアップは40層クリアと買取額2000万突破のふたつが一応の基準ですが、まぁなんとなく覚えといてくださいね!?」
「ん、了解した。」
「あ、そうだセヤマさん?相談があるんですけどぉ〜?良いですかぁ〜?」
びっくりするぐらいの猫撫で声だ、警戒センサーがガンガン半鐘を鳴らしている。
「断る!」
「話だけでも聞いてくださいよー?!」
くっ!泣き落としか!?
「聞くだけだぞ!?」聞くだけだーっ!!!!
「あのですね…久宝寺ダンジョンの広報のお手伝いの一環としてですね?久宝寺緑地でダンジョンをアピールするヒーローショー!って、やってみません?「演る!!」速ッッッ!?!?」
即墜ちである。しょうがない、ヒーローショー好きだもん。アテもあるし。
早速、連絡しねえとな!アイツに!!
ダンジョンでトレーニング始めてるかもしれねえし!!
と…現場で意気投合したアクター、舞帝・マスダ(芸名本名は知らん)にメッセージをおくる。
『今度、ダンジョンの広報イベントでヒーローショー演るけど一緒にやらん?』
しばらくして通知が来た。
メッセージを開くと、
『いっすよー!!どんな感じでやります?』
話が速え。
自宅へ戻り、早速色々組み立て始める。
ダンジョンが現れて10年!!セカイはかつてない危機に瀕していた!!
冥宮帝国 アヴィリンスの地上侵攻作戦が始まった!!ダンジョンからあふれるモンスターの群れ!!人類の歴史は終わってしまうのか!!
そこに現れる一筋の光!!
なみいるモンスターを光の渦に還し、人々に希望をもたらす勇者!!
その名は!!リトリーヴァー!
大型犬みたいな名前だがまぁいけそうだ!
ヒトのセカイの領域を、取り戻す戦士だ!!まぁ、何がどうウケるかはわからんのでこんな感じで演ってみよう……。
簡単にショーのシナリオ構成を書いて、舞帝に送る、ココとかこうしても面白そうっすよーって悪乗りしつつ、一晩で一本書き上げる。コバンがちゃんと紙にキレイな字で出力してくれる。ホントに賢いな、コバン。
ヨシ、コレ持って今日はダンジョンに行く。こういう企画がちゃんと通れば、継続的にココ、久宝寺ダンジョンで何かできるようになるからな。ソレはきっと、ウィンウィンの関係でもある。ダンジョン探索という明らかにヤバい仕事のメリットと、未来への希望を伝える……。
多分間違ってはいない、と思う。この先セカイは、ダンジョンからの資源に期待しているからだ。
なにげなく流れるネットニュースを流し見するぐらいの、イチ消費者だが、魔石へのエネルギー依存度はひたすらに上がっていくと推測される。
ソレはそうだろう。ありとあらゆるモノに使えるエネルギー源なんだからな。
よし、楽しくなってきた!SNS経由で仲良くなった絵師にデザインを頼んだり、メインテーマ曲を頼んだりと各方面に手を回していく。
まずは、久宝寺ダンジョンのヒーローショーをキッカケに各地のダンジョンも盛り上がってほしい!ソレがおそらくダンジョンそのモノの意思でもあるだろうと思っている。
多分、大きくは外してないと思う。
ダンジョンに突入するニンゲンをアップデートし、更にダンジョン産のアイテムや食料、魔石などをセカイにばら撒き、このセカイ自体を次の段階にしようとする意図を、なんとなく、ではあるが感じている。
システムさんは、ダンジョンの利用をもっと進めて欲しがってると、俺は思う………。
知らんけど。
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ダンジョンとヒーローショー!両立できるのか!?!?
次から新章突入!!少しお時間いただきます!!!!




