23話 ギルドへの報告とリザルト
本日も宜しくお願いします!
読んでくれてありがとうございます!
10層クリアの報酬編ー
買取所に帰ってきた。
「ただいま〜、お疲れさんっすー。」
カイさんに挨拶。
「お疲れ様です〜!」と、上を指差す。
片手で了解し、階段へと向かう。
多分今日も買い取りがえらいことになる。1層から5層のドロップに関してはまだ見てもいない、が、多分前の最高金額と同じぐらいにはなってると思う。プラス8層から10層の査定まである。ちょっと怖い。
「コバン?今回のドロップリストアップできるか?」
『うん。父、ちょっと待ってね。』
どこからともなく、メモ用紙とボールペンが出てくる。
流石コバン。さすコバ!サラサラ~っとプロッターの様に機械的にフォントのように文字を書き出すコバン、すげぇレーザーカットみたいな使い方もできそうだなコレ!!
ユメが広がるなぁ…
1層 小魔石 128
ゴブリンナイフ 1
大魔石 1
ホブゴブリンの剣 1
2層 中魔石 128
オーク肉 9400g
特大魔石 1
ハイオーク肉 500g
ハイオークのこん棒 1
3層 小魔石 768
スライム樹脂 50000g
大魔石 6
4層 中魔石 128
ミノタウロス肉 9000g
ミノタウロス皮 25枚
特大魔石 1
黒毛ミノタウロス肉 500g
バトルアックス 1
5層 中魔石 128
三味線の皮 63
猫の爪 5
特大魔石 1
化け猫のツメ 1
にゃー達のおやつ 小魔石 -432個
8層 大魔石 128
ギガスナッパーの肉 8400g
ギガスナッパーの甲羅 4
超特大魔石 1
ギガスッポンの肉 1000g
暗黒丸鍋 1
9層 中魔石768
特大魔石 6
スライム原油 6.4L
スライムエタノール 7.2L
スライムメタノール 7.4L
スライムアセトン 7.5L
スライムトルエン 7.2L
スライムエーテル 7.5L
10層 小魔石 20
ゴブリンナイフ5
中魔石 10
ゴブリンメイジの杖 2
特大魔石 5
ホブレンジャー武器 5
超特大魔石 1
ゴブリン王の大剣 1
さて、持って帰る分を差し引いてどれぐらいになるか…楽しみではある…有機溶剤に関しては完全に持ち歩いていいレベルじゃないのでここで全部放出だ!暗黒丸鍋と、面白そうなんでホブレンジャー武器はキープ、あと大剣もキープだな…肉はそれぞれ1キロぐらいをキープするとして……。
うん、売らない物だけは決まった
売らないやつのアタマのところに✖つけといて後は売る!
っとやってると、カイさんが、ナイスミドルと呼ぶにふさわしいなんか偉そうな人と一緒に応接室に入ってきた。
ナイスミドルが俺に軽く会釈して、話しかけてくる。
「はじめまして、久宝寺ダンジョン買取所所長、甲斐 正義と、申します。」
「んぉ?所長?!あ、ハイ、探索者のセヤマ アキヲ、です?」
「あぁ、そう畏まらないでいただきたい。瀬山さんにはこちらこそお世話になっているので…。」
「もー!パパもセヤマさんも硬いって〜!!!!」
「仕事中だ、所長と呼びなさい。」と、言いつつも目尻が下がってる。
ん~~?パパぁ?!
「カイさん、偉いさんの娘さんやったんか?!」
「ギルドマスターの娘、甲斐 トリコです!」
目の横に横ピース、ウインクをバチコーン!ちょっとイラッとした。
「……なんで急に所長さんが出てくることになったんですか?」
少し訝しんで、聞く。
「急な話で申し訳ありません、まぁ、ここのところ久宝寺ダンジョンの売上が尋常ではなかったもので、帳簿を調べてみたらセヤマさんの名前が出てきたので、ご挨拶に、と、思いましてね」
軽く頭をさげつつ顛末を話す。
「それは、ご丁寧にどうもです。」
こちらも軽く頭を下げる、少し面映ゆい…。
「探索者ランクの査定も兼ねてという部分もありますが、まぁ直接お会いしたほうが良いかと思いましてこういうカタチになりました。」
「Dランク以上はギルマス…所長との面談が必要なんです、セヤマさんが超スピードでクリアしちゃうし毎日エグい売上出してくるんでこうなっちゃったんですよ?」
「また、ヒトを変人みたいに…。」
「変人どころか、怪人ですよ?」
「まあ、確かに…あ!?…流石に所長には伝わってるのか…俺の珍スキル。」
「もちろん存じ上げてます、まぁ、スキル獲得条件は今D特の方で全力調査中なので近い内に結果が出るかと」
どうやら、珍獣として拘束されるバッドエンドは回避できたみたいやな……。
変身がメジャーなスキルになったら面白い世界に変わってくだろうなー。あとは職人系スキルか、多分現場とかで活躍しそうなスキルが手に入ればダンジョンで戦闘だけでなくても食えるようになって行くだろう。ダンジョンに感謝だな。安全に探索できる、装備を作れる生産スキルを持つ職人は、コレからのヒトの生き様に大きく関わっていくことだろう。たまたま俺の場合は自分である程度賄えたわけなんやけど…多分これはレアケースで、まだまだダンジョン用の装備品は需要が上がっていくはずだ。
エントリーモデルのスライム樹脂装備、ダンジョン武器に追加でオプションを付ける改造、モンスター素材を利用したロマン装備……。とんでもなくワクワクするな…。
「で…?セヤマさん?今日は10層クリアして来たんですよね?」カイさんが聞くので首肯する。
「ただ、各層のシークレットイベントをコンプリートしてたみたいでな?シークレットボスが出たわ。」
「またやらかしちゃったんですね…?」
「そうみたい…。」
「で、何か特別なことがあったと…!?」
「うん。まず、シークレットボスでゴブリンキングがでた。あとホブゴブリンが5色色違いの衣装着て出てきたな。撃破したら、久宝寺ダンジョンの最下層への道が開いたぞ。あと、スキルがさらに解放されて、4つまで変身フォームを切り替えられるようになった。」
あ、カイさんと所長が頭かかえてる。まぁ黙っててもしゃーないし?
「トリちゃん…パパ…お家帰って良い?」
「仕事場ではカイさんと呼びなさい!アカンに決まってるでしょ?!ギルマスでしょ!?根性決めて!!」
仲いいな、この父娘。
咳ばらいを一つしてカイさんが話しを始める。
「シークレットで各層っていうことは…アレですかね?」
「うん、多分128体の天井もしくは階層に本来出ないモンスターの遭遇とか討伐ってシステムさんが言ってた。」
「今のところ、そんな探索者は聞いたことがないので恐らく世界初かと…」所長がつぶやく。
「ですね~。久宝寺ダンジョンって普通にモンスターの密度が低くて、数狩りには向いてないと言われてますから。セヤマさんの変身でもないと、ノルマクリアがそもそも不可能ですからね…。」
カイさんもいつものドン引きの眼である。俺もそう思う。
変身時の集敵能力はハンパじゃない。しかも、反応速度や五感の冴えも手伝ってまるで敵への恐怖感が無くなる。
舞台に上がってる時の全能感に近い。結構危険なチカラだなと、最近は自覚している。
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宜しくお願い致します!
仲よし父娘www




