14話 嵐を呼ぶコバン!!
本日も宜しくお願いします!
読んでくれてありがとうございます!
朝起きてみたら、本棚からマンガが溢れかえってた。
コバンが昨日国語辞典などで1時間ほどで日本語をマスターし、テレビを見ながらさらに複雑な言葉を覚えひらがなの本と漢和辞典で読み書き両方できるようになった。
能力高すぎん?
で、寝る前に本棚にある本は読んでいいよーって言っといたら、俺の本と嫁様の本を、一晩で読み切ったみたいだ…マジで凄い…。
「コバン、そろそろ本片付けて出かける準備しよっかー?」
『あいや、わかり申した。しばし待たれよ』
「変な言葉覚えとんな…」
コバンは触手をうまく扱って、いったん全部の本を収納して本棚に戻してゆく。仕事が速い。
『では親父殿、ダンジョンへと参ろうか』
「……なんの本にハマったんや…?」
『母上様の本棚にあった時代劇の影響にござる』
「…うん、普通に喋ろうか?」
『わかりも…ました』
昨日は、あの後ハルタ君の工場へスライム樹脂を納品し
更に、売上金を増やすコトに成功!
スライム樹脂41.6㎏で¥166,400!!実質一日の収入なので相当ヤバい。昨日だけで¥200,000を超えとる このまま行けば還付金とか無い収入になる。
探索者減税とかあるからそこそこ稼いでも税金が大幅に上がることは無いらしいけど。
まぁ、そこは確定申告のときになんとかするしか無いな。買取金のレシートはすべて保存してある。
スマホで写真撮っとけば色々まとめてくれるアプリがあったりするので導入すべきか?
とか、考えてるうちに久宝寺ダンジョンに到着。
「おはようございます。カイさん」
「セヤマさん、おはようございます!」
「あ、コレ昨日の領収書です」
カイさんに領収書を渡す。はんこも押したしカンペキだ。
「ハイ、大丈夫です!情報提供ありがとうございました!」
「じゃ、今日もひと稼ぎしてくるわー」
「行ってらっしゃい!ちなみに今日はどちらまで?」
「4層でミノ狩りです」
「ペース速いですね~!あ、じゃあもうすぐ5層のポータルゲートの開放ですね!」
「あ、そうか、移動が楽になるのはありがたいな。コバンのおかげやな」
「うらやま…しっかり稼いできてくださいね!私のボーナスのために!!!!」
なんちゅー現金なやっちゃ…目が$マークになっとる
「ん…わかった期待しててくれ」
「今日も入場者ほとんどいないので思いっきり暴れてきてくださいね~!」
「わかった、ハデにブチかましてくるわ」
手続きを終えてダンジョンへ。
準備運動がてら1層を軽く流しつつ、コバンの成長ぶりを確かめる
………一言で言うなら 嵐のようだった。ゴブリンの存在する方向へ的確に動き探索にムダがない。
出会ってコバンの攻撃範囲に入るやいなやアタマを吹き飛ばしてアイテム回収。
変身するまでもない。
あっという間にコバン単独で128体撃破。
その後現れたホブゴブリンを苦も無く撃破
ゴブリン魔石を60おやつに回して1層リザルトは…
魔石(小)68
ゴブリンナイフ1
魔石(大)1
ホブゴブリンの剣 1
ゴブリンのリスポーンが始まる前に2層へ降りよう、と提案、承諾される。
2層、先程の展開をなぞるように、ひたすら撃破。
ハイオークも軽々撃破。コバンが味方で良かった。
この階層で中魔石7つを、おやつに消費した。
2層リザルト
魔石(中)121
オーク肉 7,500g
魔石(特大)1
ハイオーク肉 500g
ハイオークの棍棒 1
全く、危なげなくクリア。
ここまで2時間掛かってない。コバンのポテンシャルはとどまるところを知らないようだ。
更に下層へと進む。スライム緑地、ここでコバン、さらなる能力を発揮。
同じ属性のスライムだけをサーチ&デストロイ。火属性のスライムだけを128体撃破すると巨大な火属性スライムが登場。なんなく撃破
……。今日ほとんど、コバンについて行ってるだけやな、ワシ。
一時間は火属性スライムが出ないので次々と属性スライムの撃破ノルマを稼いでいくコバン。まるで底は見えない。
全属性撃破ノルマを完封して、おやつの小魔石をのぞいたリザルトがコチラ。
魔石(小)408
スライム樹脂(分別せず)44,200g
魔石(大)6
デカいスライムからは1キロ缶のスライム樹脂が出た。
何にせよコバンの収納がなければ持ち帰るだけでゲロ吐きそうになる。
今日はコバンに、美味しいご飯を食べさせてあげよう。
そのためにも次の4層、ミノタウロス迷宮でも一踏ん張りする必要がありそうだ。
美味い肉があればヒトは幸せになれる!コレは真理だ異論は認めない。
4層へ降り立つ我ら二人。的確に索敵を始めるコバン。
迷宮の暗がりから、巨体に戦斧…イメージ通りのミノタウロスが現れる… 圧力はオークの倍くらいに感じる。よし、ここはいっちょ修行と行くか!
「コバン、ほんとにヤバいヤツだけ防御してくれ。あとはなんとかしてみる」
『わかった』
と、コバンがリュックの上に登ってきた、そこで防御してくれるらしい。
唸りをあげて戦斧が振り下ろされる。ホブゴブリンの剣で受け流し、そのまま相手の頭上に振りかぶり、軽くジャンプしてジェット加速で振り下ろす。脳天に強烈な斬撃を落とされ白目をむくミノタウロスそのまま仰向けに倒れて行くので追いかけて追撃。胸の中央からやや左寄り、ヒト型の生物なら、だいたい持つ共通の弱点…心臓めがけて切っ先を落とす。
コレで決まり。多少デカくともヒト型のモンスターは崩し易い。弱点もまたヒトと同じだからな。
「よし、じゃあ行き先案内頼むで!コバン!!」
『任せて。』
コバンが触手で矢印を作り行き先を示してくれる。
それに従い、薄暗い迷宮を進みつつミノタウロスを撃破、時にコバンが攻撃を受け止めそのまま相手の身体に這い登りアタマを消化して倒している…グロい……。
そんな感じでガンガン進んでいく。やがてコバンの矢印が止まる。
『父、止まって。さっきので128体』
「数の勘定も正確この上ないな~。頼りにしてる!」
『……うしろ』振り返ることもせず前へ走る。
背後で岩の床やら壁やらが破壊される音がきこえる。
方向転換すると、そこには真っ黒な塊が存在していた
ミノタウロスよりもさらに、巨大な身体を持つ漆黒の牛鬼。
『今までのミノタウロスより、速くて、強い』
「了解。コバン、変身の時間稼げるか?」
『大丈夫』
流石コバン、頼りになるぜ。
よし、はじめるか!
「 変身!!!! 」
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宜しくお願い致します!
完全にやってもうてるwww




