魔法や能力の攻防の基礎的な考え方の話
肉体(水入りコップ)に他人エネルギー(泥水)を注ぐのが攻撃やデバブ。
自分の肉体(水入りコップ)の水をセルフで増やすのがエネルギー生成で、他人や自分に意図して注ぐのがバフ。
自分や他人の肉体(水入りコップ)の水を増やし、泥水を押し出す(泥水がそもそも入らずこぼれる)のが解呪や魔法抵抗力等の対抗手段。
但しエネルギーを莫大に持つ奴は自然と耐性も上がる……訳では無い。
作中のリッチの場合、幾つか有るウチの一つのコップの許容量自体を小さくしたのでエネルギーが飽和し他に流れ込み、一部のステータスが向上した。
……コップを小さくするのは受け取れるバフも減るんだけど、代わりにデバブ耐性や魔法抵抗力は高くなる。
一長一短だけど、耐性が高くなるのは魅力かな。
まあつまり、バフを無限に盛れる奴はデバブも無限に盛れるし、魔法抵抗力もゴミ仕様。
エネルギー所有の許容量を無限にしたら(コップが無限の大きさに成るためそもそも溢れないから)攻撃やデバブを防ぐ理屈が破綻しちゃうからね、仕方ないね。
この話は一度に持つエネルギー許容量の話で、エネルギー生成量の話では無い。
魔法や異能エネルギー許容量は大きくても、相応なエネルギー生成量が無いとゴミですね。