ミライ
掲載日:2021/05/05
腕から流れる流星の
光の雫
星ひとつ
青い涙
目にためる
天の龍王呼び降ろす
夜中に
闇に
黒々と
鱗が空を埋め尽くす
齢15の少女
開かれし門
天空の
光輝く魔層の円陣
神の運命を解錠す
降り立つ女神
煌々と
少女と心霊織り成して
結ばれひとつに一体化
奈落が溶解
髑髏武者 騎士に勇者
世界の存在を蹂躙
終焉の時
眼下に見渡す
齢15の少年
龍王の背で炎の詠唱
自身を燃やし黒煙となる
黒龍神
悲哀が地表を包み込む
少女の涙が遡る刻
記憶の逆流を逆巻く炎が追い上げる
最初に辿り着いた
手のひらの上で産声をあげる
女神でもあり黒龍でもあったもの
掬い取って
なくしてしまわないように涙とともにのみこむ
いつの日にか手をつなぐ
女神と黒龍
光と闇が愛しむ
どこまでも どこまでも
広がる大地
生まれる地球
紺青の光




