第八話『チュッチュッチュー』
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午後は体育だった。加藤学園では男女混合で行う。(実際は知りません)男子達は奈緒のブルマ姿にハァハァしていた。そんな中亮介ただ一人はヨッシーの体育着姿にハァハァしていた。ヨッシーはハァハァしてません。
奈緒は亮介をみつけると抱き着いた。
「亮介〜♪」
「あぁぁぁ!!」奈緒に抱き着かれた亮介は悲鳴をあげた。
「「「はぁ!?死にてぇのか!?」」」クラス全員が声を揃えて言った。その結果、亮介は保健室へと連れていかれた。また、フルボッコにされたので。そんな訳で保健室。保険委員であるヨッシーが付き添いで行った。
「んー…ここは?」
「保健室だよセリ」
「あ、ヨッシー(うれしいぞ♪君が付き添いだなんて。もう、死んでいいや…。いや、ヨッシーの為に死んでたまるかぁ!!)」バサっと音をたてて亮介は起き上がった。
「今何時だ?」
「ん〜とね〜」
「(その仕草がかわいい!!ハグしたいハグしたい!!てか、ききき、キスした〜い!!)」口がタコチューのようになっていて気持ち悪い。はっきり言って不潔だ。
「???」ヨッシーは訳がわからないって顔をしている。そりゃそうだろう。突然タコチューの口をするのだから。亮介はキスしたいらしいのだが…。そこへ奈緒が乱入!!
「亮介!!大丈夫?」
「奈緒…すまん。心配かけて。」
「もぉ、心配かけさせないで。チュッ」奈緒の唇が一瞬亮介の唇に触れた。
亮介は口をぱくぱくさせながら 「…(ななな、何ィィィ」?ファーストキスはヨッシーのためにとっておいたのに!!)」口をぱくぱくする様子がとても面白かった。そのあと三人は教室へと戻って行った。