第二話『お世話になります。』
静岡県沼津市今沢とは実在する地名で作者こと私の出身地です。因みにサッカー選手の小野選手も同じ出身地です。
「久しぶりリョウ。」
「ナオ、久しぶり」二人は軽く握手をかわしたあと家の中へと入って行った。
時間が過ぎ、亮介の父親が帰って来た。ここで芹崎家の構成を紹介しておこう。亮介は早くに母親を亡くし父
親啓司姉、麻矢の三人暮らしだったが最近、麻矢が嫁に行った為二人暮らしとなった。それでも麻矢は弟のためにと時々
家の手伝いをしにきている。今日は来ていないらしい。
「ナオ君よく来たね。」
「はい。」奈緒は答えた。そもそも何故こうな
ったかというと、奈緒の両親はは金持ちで社長とその秘書をしていた。だが、交通事故で帰らぬ人となり兄弟のいない奈緒は幼なじみである
亮介の家に世話になることにしたのだ。因みに三年前に東京に引っ越したので戻ってきたのである。歳は15歳。2月24日生まれの高校一年生で
ある。
「これからお世話になります。家事は得意なので任せて下さい。」
「うん。ナオ君には亮介の隣の
部屋を使ってもらうとするよ。荷物はもう届いてるよ。」
「ありがとうございます。」奈緒は自分が持ってきた荷物を置きに部屋へと向
かった。光熱費、食費や学費などはしっかり払うことになった。
「はぁ…疲れたなぁ。お風呂入ろう♪」
「疲れたのでわ…ボクお風呂に入ってきますね。」
「ああ。入っておいで。」
奈緒は洗面所で縛っていたリボ
ンをはずした。すると、少女の顔が出来上がった。そして、衣服を一枚また一枚と脱いでいく。最後の一枚を脱ぎおわると女の裸体があらわ
となった。そこへバスタオルを巻き浴室へと入って行った。
「はぁ〜キモチイイ〜♪お風呂は最高ね〜」このとき奈緒はまさかの展開にな
るとは思わなかった。
つづく