第十八話『終了式の後はパーっと』
おまっとさんです…。
その後の夏季学校は何事もなく終わった。そして、いよいよ終了式。体育館の中で校長のありがた〜い話を聞かなければならないのだが
「校長挨拶!!一同、礼!!」
「え〜。身体に気をつけてください。めんどくさいんでこれで終わり」
短かった〜!!流石は奈緒の祖父。というわけであっさりと終了式が終わり夏休み突入となった。
奈緒が友達と廊下を歩いていると理事長こと加藤 勇之介が現れた。
「理事長先生どうしたんですか?」同級生の一人が聞いた
「奈緒に用事が」
「御祖父様。何ですか?」
「いつも『おじいちゃん』と呼べと言っとろうが。」
「何?おじいちゃん。」
「お小遣やる。好きなもの買いなさい。」すると五万円を奈緒に手渡した。
「ありがとう♪おじいちゃん大好き♪」と奈緒は微笑んだ。勇之介は照れながら理事長室へと戻って行った。
「あんたってあの人の孫だったのね…」
「うん…」
「ってお嬢様じゃん!!」
「うん」その場にいた同級生全員が驚いた。
場所は変わってカラオケ。
奈緒は友達と来ていた。メンバーを紹介しよう。米倉 菜々子・新村 穂波・橋本 愛子それに奈緒を含めた四人だ。奈緒はアニソンばっかりだった。メンバー全員が腐女子なので問題なかったが。というよりアニソンやニ〇動の曲のオンパレードだった。約5時間歌い尽くしたのであった。
一方亮介はというと
「何ィ!?こんなコマンドがァ!!」
「フン。口ほどにもない」
こちらも四人でゲーセンで格ゲーをしていた。メンバーを紹介しよう。
藤井 啓太・浅野 神・前原 雄一だ。こちらも約5時間やりつくした。亮介は一万円をすったのであった。