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第十三話『亮介の鼻血が新たな事実への鍵』

お待たせしました〜。

六月も下旬となりもう暑くなった頃。事は起こった。



そう、水泳である。プール開放だ。ここは、各自水着が自由の為、何人かはビキニを着ていた。ちなみに奈緒もビキニだったりする。すべては亮介のために…。



「(ヨッシー…。エロティック!!このムダ毛一つない白い肌。反則だろ〜!!)」亮介はいつもに増して鼻血を流していた。

亮介が鼻血を流していることに気がついた奈緒は亮介にこう言った。

「へぇ〜、あたしの水着姿見て鼻血出したんだ〜」

「ばっ!!ちげぇ〜よ!!」

「じゃあ何?また別の子?」

「くっ!!」奈緒は亮介を殴りながら言った。

「亮介のバカ!!あたし以外見るなぁ〜!!」奈緒の叫びに反応したクラスメートたちは、一斉に亮介を睨んだ。ところどころでヒソヒソと

「芹崎が浮気!?」

「うわぁ、奈緒ちゃんかわいそ〜」

「芹崎サイテー」と言っていた。どうも亮介に聞こえたらしく

「おおお、お前ら。ふふふ、ふざけんじゃねぇ〜!!」と叫んだのだがすぐさま全員から

「「「どっちだ!!」」」とツッコミを入れられたのであった。


お待ち下さい。




も少し待って。




あとちょっと。



亮介が同級生達にボコボコにされ、気絶しているので鼻血の理由を語ろう。原因は彼、ヨッシーこと吉岡 宏明くんにある。彼が着ているのは…スク水なのだぁ!!(何故に?)

実は彼、性同一性障害者なのである!!(初耳だなオイ)。よってスク水姿なのである。誰もが驚いた。まぁ一任称はボクなのだが…驚くよね。



そんなわけでプール開きは終わった。



おまけ

女子更衣室にて。



「奈緒ちゃんのおっぱい形いいわねぇ〜揉んじゃえ〜」

「ひゃうっ!!」

「もう、ちかちゃん(先生ですよ。読者の皆さん覚えてますか?」やめてあげなよ〜」

「いいのよ〜。いくつ?」

「でぃ、Dです…。」

「「「マジで!?」」」と女子達ではなくのぞき見していた男子達が一斉に言ったのだ。

「あんたたち…しねぇ〜い!!」奈緒の叫びがこだました。



おまけのおまけ

先程のぞき見をしていた男子達なのだが…奈緒によって肉へんへと変えられたとさ。

(死んでないんで殺人じゃありません)。

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