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無能勇者

結構な急展開かな

俺こと須藤優華は今死の森に一人でいる。

なぜこうなったのか…


少し時は遡る





「ん…」


と言いながら起きたのは優華だ。


「はぁ…そうだ、起きたら準備して談室だったな。ひまだしいくかな…」


すると、くらすの大半は集まっていた。


「おはよう、優くん。よく寝れた??」


「あぁ、もうぐっすりだよ」


「そっか、よかったね!」


「うん」


「さてみんな集まったようだな…よし、これから陛下のところへと行こうと思う。そして称号付与水晶を使って、みんなの能力を確かめるそうだ。その上で勇者という称号を付与するそうだ。」


といいながら玉座の間へと足を踏み入れる。


「おぉ!よく来てくれたの!勇者たちよ!待っておったぞ!」


「はい、陛下殿、お待たせして申し訳ありません」

とこれは勇人


「うむ、自己紹介がまだじゃったの、ワシの名はムニエラ=ソリエドじゃ!この国の王を務めておる!よろしく頼むぞ勇者たちよ!」


そして俺たちも自己紹介をしていく。

ひとしきり終わったところで、クリフが人の頭ほどの大きさの水晶を持って来た。

これが称号付与水晶か…


「これから順にこの水晶に手をかざしてもらう、さすれば自分らの能力とスキルと職業がわかるだろう。」


ん?職業?そんなものなかったがまぁいいか…


そう考えているうちに俺の番がきた

水晶に手をかざす。



名前:須藤優華・男

種族:人族

職業:霊刀・妖刀・大鎌使い(神級)

Lv:1

体力100|100

攻撃:50

魔法攻撃力:100

防御:50

魔法防御力:110|110

素早さ:60

知力:50

魔力:120|120

装備:なし

特異技術:剣術(下級)

派出技術:ポケット(中級)



そう映し出されて、国王は絶句した…

そして、口を開く


「こやつは…お主…死刑か、死の森行きどちらが良い?」


「……なぜですか?」


「弱すぎるんじゃお主は」


「……なるほど、では、死の森行きで…」


「フッ、わかった。」


ほーう…決めた…この国王四肢をズタズタに引き裂いて痛めつけてから殺してやる。そう、殺意を隠蔽しながら心に決めた。

そして、隣で未だに絶望したような顔の王女がいる。


「ちょ、ちょっとまってください!陛下!」


そう申し出たのは由美だ。


「由美いいんだよ。これは決まったことだから…」


内心笑いをこらえるのに必死で表面を取り繕って言い放つ。


「で、でででも…優くんが…」


「陛下殿、死の森とはどういうところか説明してくださいますか?」

とこれは、勇人。


「ふむ、良いだろう。死の森とは平均レベル190の魔物がうろついている、入ったら必ず生きては帰ってこれないという森だ。他にわかっていることは死の森の中央に魔王城があることだ。魔王がそこから出てこない限り私たちは攻めることができない、だから私たちはこの国に攻めてきた魔王を打ち取るためにここで強くなるんじゃ。」


ふむ差し詰め防衛線みたいなものか…

それじゃあ、俺は魔王城へと向かおうかなぁ?w


「つまり、死刑と変わりないということだ。」


ほう、なぜ死刑か聞きたいな。

と思ったら勇人が口を開く。


「ではなぜ、優華は死刑なのでしょうか。」


「それはな、役立たずの勇者は国の恥じゃからじゃ。いるだけで恥なのじゃ」


「なるほど。わかりました。私からは何も言うことはありません…」

へぇ勇人くん君も復讐の相手になりそうかな?

とここで聞き覚えのある声が聞こえる。


「お父様、このようなゴミははやく死の森へ送りましょう。」

そうだ。クリスの声だ。

昨日までは恋するヤンデレの顔だったのに今じゃ汚物を見るかのような目をしている。だが俺は何も感じない。このような女は知っているからだ。もちろん復讐するよ?


「優くん!また、会えるよね??」

これは由美


「あぁ、俺が死ぬことはない」

これは当たり前だ。

なんせ、俺より強い奴なんていないからな。ふふんっ


「うん、待ってるからね優くん。絶対に帰ってきてよ。」

そういうと由美は俺に抱きついてきた、

そして俺は由美にこう言う。


「1ヶ月だ。」


「え?」


「1ヶ月でここに戻ってくる。」


「…グスッ…うん、約束だよ優くん。」


「じゃあな由美」

そう言い俺は国王と王女と数十人の従者とともに玉座の間を出た。


そして、大きな扉の前に来る。


「何か言い残すことはあるか??」

そう、従者の一人が俺に効く。


「いや、ない。さっさと送れ。」


「ふんっ、…じゃあな」


そう言われ俺は扉から放つ光に飲み込まれて行った。


そして振り出しへと戻る。


眠たいヨォ

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