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涙の花  作者: 杏子
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00 ナツゾラノキミへ

天気は晴れ。

雲ひとつない夏の空。

蝉の声が響く。

ベタつく汗は嫌だし、虫がたくさん出るのも嫌だけど、夏は割と嫌いじゃない。

夏という言葉だけでなんだか楽しい気分にもなる。

教室の窓から見える桜の木ももう緑色の葉をつけてさわさわと揺れている。

立ち上がって中学の制服よりも短めのスカートのしわをさっと直す。

ぐっと伸びをするとずっと伸びっぱなしの髪に気がつく。

あれからずっと切ってないなぁ。


_____…もう、1年も経つんだ。



私が初めて告白した日から。



初めましてこんばんは!

杏子あんずと申します_(:3 」∠)_

これからぼちぼち小説を書いていきます!!

どうぞお付き合いくださいっ!

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