表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/9

「魔法の理屈については以上じゃ」


じいさんはそう言って理屈の説明を終えた。


『じいさん、理屈ってことは使い方は教えてくれるんだよな?』


俺はじいさんに尋ねる。


「当たり前じゃ。理屈だけ教えてやり方は教えないわけがなかろうに。早速じゃが教えるぞい」


そういって話し始めた。


「まず、魔力を感じるのじゃ。魔力の溜まっているところは心臓じゃ」


『じいさん、もしかしてそれが魔力の生成される場所か?』


俺はもしかしてと思い、じいさんに質問を投げかける。


「そうじゃ。体内で生成される魔力の大半は心臓で生成されるのじゃ。もちろん、ここだけで生成される訳じゃないぞい。ほれ、続けるが良い。集中するのじゃぞ」


俺は言われた通りに集中して取り組む。


目を閉じて、心臓のあたりに意識を向ける。


そうするとまるで身体がスキャンされたかのような感覚になり、全身が輝いて見える。特に心臓に当たりが輝いている。さらにそこへ意識を向けると大きな湖が見えてきた。そこは凄く暖かく、ほっとするような感じになる。


そこでじいさんが


「早いのぉ、もう見つけおったか。やはり才能があったのかの。異界人はこの世界に来ると才能が開花すると聞くしの。まぁ良い。先に進めるかの」


続けてじいさんが言う。


「その輝いている物を動かしてみるが良い。全身に行き渡るようにな。途中でどんなことが起きても止めるでないぞ」


『わかった。やってみるよ』


俺はそういって始めた。また意識を向けるとまたスキャン状態になった。輝いてるものを動かそうとするが動かない。否、動いているのだ、ナメクジのようなスピードで。


こんなんでは時間の無駄だと思い、思い切りやる。するとスピードが上がる。だがそのスピードはリクガメ程度のスピードである。また、力を込めるが今度は動かない。何故だ。何故動かない。もしや、力で支配しようとしても無駄だというのか!!!!! どうすれば動くのだ! 思い切りやった時は動いた。もしや思いが足りないとでもいうのか!? よしいいだろう! 精一杯の思いを込めてやる!! 動いてくれ! 頼む! そうすると目にも止まらぬスピードで動き出した。そして激痛が体を走る。


『ぬぐがぁぁぁ!!! 耐えるぞ! 耐えてみせる!!!!』


すると “スポンッッッッ”という音ともに激痛がピタリと止んだ。

俺は拍子抜けし倒れる。いや、倒れられるスペースなどないのだが。


「だ、大丈夫かお主!」


じいさんが心配して声をかけてくる。

そして俺はなんとか大丈夫と伝える。


「よかったわい」


『そうかそうか。心配かけてすまん。さ、続けようぜ』


「ではの、一つ訓練をしようかの。わしが話し終えるまで魔力を身体中に巡らせるのじゃ。わかったかの?」


じいさんが課題を出してきた。そして俺は


『いいだろう。その挑戦受けて立とう!』


と言っていた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ