プロローグ 1
初めましての方は初めまして!そうでない方は読んでいただき有難うございます!
今回、また小説を書いてみようと思います。
他の作品を進めろ!と言われそうですが、なんか自分の中でいいストーリーができたので書いてみようと思います!
他の作品の方は追々進めていきます。
今後ともよろしくお願いします!
『ここはどこだ?』
白い、ただただ白いこの空間。どこからどこまでがこの空間かわからない程に。
「ここはのぉ、天界と冥界の存在する世界の狭間という場所というのじゃ」
声から、喋り方から老人であろうと推測される者の声が聞こえてくる。
『え……? 何故答えが帰ってきたんだ? 何処から聞こえてくるんだ?』
振り返っても、左右を見ても、上や下を見ても、何処を見ても何処から聞こえてくるのかわからない。
「ここじゃよ、ここ。見えんのか? ……あ、おっと忘れておった。すまんのぉ、神界から声をかけておった故に見えないのも当然じゃな。今、そちらに向かうぞい」
その声がしてから一秒が経たないうちに背後から視線を感じる。振り返ってみると…白髪の腰が曲がり杖を右手に持った老人が居た。
『じじい……』
「誰がじじいじゃ! これでも1億3574年しか生きておらんわ! じいさんと呼べ、じいさんと!」
怒り狂って杖を振り回してくる。そして俺の頭に当たり、コチンっという音を立てる。
『イッテェ!じいさん落ち着け! うぉっと、危ねぇなオイ!』
「ふぅ。ったく最近の若者はこれじゃから嫌なんじゃ。久し振りに運動したわい。感謝するぞい。それにしても疲れたのぉ」
じいさん、これで疲れるのかよ……。運動してなさ過ぎだろ。
「座るとしよう」
じいさんが座ると言ったあたりで白い空間の一部にヒビが入り大きな音を立ててパックリと割れ、椅子が二つ出てきた。それをじいさんは気にすることもなく取り、置いて座った。
「ほれ、お主も座るがいいぞ。長い話になるからの」
『って、えええぇぇぇ! 何故椅子が出てくる!?』
俺はやっと意識が戻り叫んだ。
『うるさいのぉ。こんな事で叫ぶな。気にせんでいいからとにかく座れ」
凄く空気が重く感じられるが俺は普通に座った。
「ほぉ、加減したとはいえわしからの威圧を受けても平気に座るか。おもしろそうだのぉ」
じいさんが訳のわからないことを言う。
『???』
「まぁ良い。話を始めるぞい」
じいさんはそう言って話し始めた。