わたしが泣いた日
うつ病患者はしばしば泣くらしい
悲しいことがあったとき、泣くのは当たり前だ
子供はよくなく。泣くことで誰かに助けてもらえるからだ。
しかし精神を病んでいる人の理由のない涙はなんなのだろうか
私の経験で言えば、理由のない涙などなかったといえる
何かつらいことに直面したとき、
いや多かったのはそれを思い出していた時か
反省するように辛い場面を想像し、泣いていた。
いつからか、たとえ悲しくても私はすぐ泣き止むことができた
泣いている自分を冷静にみる第三者の気分というか
そんな感じだ。
ただ悲しいことに直面しているときはそうではなく
やはり悲しいと感じる、考えているので
涙はあふれてくる。
人生で一度だけ、よくわからないタイミングで泣いたことがある
前後で何か悲しいことがあったわけでもなく、辛い過去を思い返してはいない
ただふと、悲しくなってしまったのだと思う
そしてその時の私は考えた。なぜ泣いているのか と
チャンスだと思った。ようやく私にも理由のない涙の体験がきたんだと
そしてこう思った
私は悔しかったんだ
人生という私の物語が、うまくいかないことが。とても悔しかった
悲しい涙でもあり、悔しい涙だった。
だからこと私において理由のない涙は、人生への悔しさが原因だとおもう
本当に抽象的で、でも私の根幹である人生の成功への道の
単に『なんでうまくいかないのだろう』
それだけの涙だったのである




