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考える方位磁石
人間ひとりひとりを方位磁石だとして
皆を幸せな方向に導けるだろうか
北を善、南を悪といえば
とりあえずみんなは納得するのだろうか
良い方向なのか、悪い方向なのか
ここではそれはいったん置いておくとして
誰かを導こうとしたときに
僕は方位磁石を想像する
私は知識という磁石をもってその人に近づくんだ
そしたらだんだんそのひとは傾いてくれた
しかし一方で、私の裏側では全く逆の方向を向く人がいたんだ
想像できるだろう?より真に迫って話をしてみると
それが全く逆の影響を誰かに与えてしまう事があるんだ
周りとずれるというのは、簡単に言えば不安の原因だ。
じゃあどうしたらいいのか
すごーくとおい北のほうに
北極星みたいなところで磁石を持つんだ
あたりさわりのない、うすーい話(磁力)だ
そしたら一応、みんな同じ方向を向く
でも影響力はない。真に迫ってないからだ
だから強い磁石をもってみる
すなわち影響力がある人が話をするんだ
そしたらきっと、みんな上手くいくのだろう
おそらくそれが、宗教になるのだけれど
私は哲学者として名をはせる妄想をしたとき
こんなイメージを持っている
正解の方向が分からない世界でフラフラと彷徨う方位磁石の針
もしそこで磁石を持って降り立つなら
いったいどこにどんな磁石を持っていくのだろう、と




