最終話 悲しみと熱情
良太とママは一体どうなるの?衝撃の結末が始まる
運命の夜、私はママと二人で良太の帰りを待っていた。私たちは良太がいったいどんな事をしているかが・・・
その頃、良太はヤンキーグループと待ち合わせをした。
ヤンキーグループが到着したら良太の顔が一変した。
良太は心の中で「こんなのできっこねぇし、やけどママのためにやるしかねぇ」と決心した。
「よぉ、お前が良太か?よわっちぃ面してんなぁ、まぁ勇気は認めてやろう。」
「おっ、おい、おまえら、こんなことして何が楽しい。俺はママのためにおまえらをめためたにしてやる」
「調子にのるんじゃねぇよあの弱虫な女の息子だからって手加減はしねぇぞ。」
「ママは泣き虫なんかじゃないおまえらより強いママだ。」
「そうならどうして逃げたんだ?あの女が弱虫じゃない証拠でもあんのかょ。もしここに来て勝ったら弱虫じゃないってこと認めてやろう」
ママと詩織は、2時間も経つというのに良太を待っていた。そんなとき詩織が
「ママ、こうやっていつまでも良太をまってろっていうの?ママはそれでもヤンキーで強かったの?そんなんだから弱気になって良太が嫌な思いをすることになるんだよ。良太を助けてあげれるのはママ一人だけなんだよ。私はそんなママ、ママじゃないからね」
それを聞いたママはしばらく黙り込んだ。・・・・・・しばらくすると・・・
「詩織のいうとおりだよ。ママは良太と詩織の母親なんだからママが行かないと誰も助ける人がいない。」
ママは家を駆け出してった。
その頃、良太は
「はぁ・・はぁ・・、まだまだ諦めない、ママは絶対に来る」
良太はもう死にそうな身体になっていた。そんなとき・・
「おい、調子にのってあたいの良太をいじめないでくれよな。最後の決着をしてやる」
「おぉ、おっかねぇ〜」
私は良太の所へ走った。
「良太、ごめんな、こんなめにあわせて。」
ママは体の中にある力をフルで決闘をした。私はそんなママの喧嘩を眺めていた。見ているのが辛かった。
それから1時間以上たったかな。ママはグダグタになっていた。
決闘はどうなったのだろう。恐る恐る近づいて聞いた。
「お前の勝ちだ。お前は諦めない心がある。」
「どうしてだ?」
「お前は3人のママだろ。ここでお前をぎたぎたにしても子供達が辛くなるだけだからな。それにグループを続けても子供達が心配するだろう、お前の事を。」
私は見た。ママが泣いてるのを。私はこの事を一生忘れない。
ママは私たちに
「良太、詩織、今まで心配とか迷惑かけて本当にごめん。これからはいつでも一緒だよ。」
ママから信じられない言葉が出てきた。
私と良太は「ママはママなりに生きたらいいんだよ。私と良太はママと一緒にいるだけで幸せだよ。」
その日は家で3人で盛り上がった。
次の日の朝・・
どたばた…どたばた…
「良太、詩織、起きなさい。遅刻するわよ」
ママにとって新しい日が始まる。生まれ変わったママが新しい人生の始まり。
そしていつの間にかママの口調も変わっていた
そしていつものように
私と良太は「行ってきまーす」とママに言った。
ママは「行ってらっしゃい。車に気をつけてね」
ヤンキーママはこれで最終話です。
ヤンキーママいかがでしたか?最後はなんとも感動の最後でしたね
また新しいお話でお会いしましょう