恋がしたい!
私は高校一年生の桜庭 碧。
地元の中学から離れた女子校に入学した私。
とっても楽しくて、
周りには本当に気が合う友達もできて幸せな毎日♩
あとは恋愛もできたら最高なんだけどなぁって
妄想だけ膨らむ毎日。
「出会いもないのにどーやって出会うんだー!!」
「まーたあお叫んでる〜」
「何々、どうしたどうした」
この2人は私の高校で初めてできた友だちの
牧 汐菜と
宮崎 芽衣子。
汐菜は天然であったりマイペースな妹みたいな存在で
芽衣子はしっかりものの姉御肌。
2人ともだーいすきな親友なんだーーー♡
「だってさだってさ…」
「あおは顔は可愛いんだからすぐできるよぉ」
「碧が好きになる人ってどんな人だろね???」
「まーた他人事だと思ってぇぇえ!!」
いつもこんな感じで3人でワイワイして過ごしてます。
「芽衣子の彼氏の友だちとか紹介してよ!」
そう、芽衣子は二個上の幼馴染と中学一年生の頃から付き合っている。
筧 響。
隣の高校で、芽衣子を迎えによくきてて私も馴染みがある。
「えー、響の友達か〜ろくなのいないよ!」
「めいちゃんの彼氏の友だちなら安心だね♡」
「いっつも迎えにきてくれる優しいカレピ、わたしもほしぃよー」
「はいはい、聞いとく聞いとく!
だけどさー、あおもバイトとかしたらいいのに!」
「バイト…そっか!バイトか!いい案かも!」
「汐もなんか探そ〜かな〜!今日放課後あお探そうよー!」
「いいね!芽衣子もいくっしょ?」
「ごめんっ!今日響迎えにくるからまた今度で!」
「幸せビーム眩しいよ姉さん!」