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すり足を考える

作者: 白井三星

武道を習いはじめてから、すり足ができるように頑張っているが中々できないので、日頃考えている事や練習した際に気がついた事を書いてみた。

すり足を武道を習い始めて数年経った頃からなんとか習得したいと思って、調べたり、先生に指導をいただいているがどうもうまくいかない。何か勘違いしているのかと思いながら、いろいろとあがいている。

すり足は、前足を前足の腿で持ち上げ、足の裏を床に滑らせ流ように前へ送り、足先が前足の膝より前に出ないようにしておろし、次に後ろ足を前足と同じように送ると聞いた。


 ところが、この歩き方をすると前足の爪先がパタパタと動いて、床を滑るように前へ出る事ができなくなってしまった。


今年の4月の終わりに、道路の割れたタイルを踏んで、右足の甲を捻挫して、まともに歩けなくなった。しばらくは、湿布と包帯のグルグル巻きで我慢することになった。どうせまともには歩けないのだからと、家と会社を往復する間、摺り足を色々と試してみることにした。今日は10月の終わりだが、もう少し完治するまで時間がかかるような気がする。


 この6ヶ月近く、いろいろと試した結果、次のような動きをすれば良いのかなと思うようになったので、少し整理して報告したい。

1.歩き方を変える

 ・前足で身体を引っ張る歩き方ではなく、後ろ足になる足の踵で床を踏み、太もも裏の筋肉を伸ばしたり縮めたりして、身体を前へ押し出す歩き方らしい。前足は身体と一緒に前へ滑らし、前足の踵は腰の真下にくる位置で留める。前足の踵が腰より前へ出すと、前足が身体を引っ張る動きになり、後ろ足が体に引っ張られる形になり、すり足にはならない。


⒉歩幅が変わる

 ・前足で身体を引っ張って前へ出て行く歩き方と、後ろ足で身体を前へ押し出すやり方では、歩幅が異なる。後ろ足で押し出すと歩幅は前足で引っ張る場合の半分位になる。歩幅を伸ばすには、腰から真下に下ろした点と後ろ足の踵を結んだ長さを伸ばす方法しかなく、股関節を柔らかくする必要がある。


3.腿の付け根と膝頭と足の中指が真っ直ぐに直線状に揃うような姿勢で立つ。

 .この三箇所が、地面に対して垂直になるように立つ。すると、後ろ足の太腿の裏で発生した力が真っ直ぐに後ろ足まで伝わり、床を踏みしめ、身体を前方へ押し出す力が生じる。体幹が真っ直ぐ立つようになり、姿勢が前屈みになることがなくなる。


4.前足のつま先をパタパタさせないためには、両足の踵を床に着けないようにする


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