序章
帰宅してから、今日分の小説あげてないし、ストックがない!!と言うことに気が付いた作者の苦肉の策です。
すみません。
ひらひら~は続きますよ!
暗い闇の中に落ちていく。
見上げた空は綺麗な星空だった。
今日は新月で月はない。
出来れば満月がよかった。
あの人に会ったときもあの子が生まれたときも美しい満月だった。
出来れば最後の時も美しい満月を拝みたかった。
叶うはずの無い願いを胸に私は迫り来る衝撃に身構えた。
地に落ちる時、私は確かに見た。
輝く太陽に反射した美しく儚い月を。
肌寒いこの季節には外に出るものはあまり居ない。
まして、クリスマスの近い今、わざわざこの列車に乗る者は居ない。
俺はいつか無くしたものを取り戻すために旅立つ。
薄汚れた茶色いコートを着込み、黒い帽子を深くかぶった。
この町に思い出もあるが、覚悟は決めていた。
求めたものを取り戻すための第一歩だ。
深く息を吐き、肺に空気を吸い込む。
息を止めて汽車に乗り込んだ。
俺は暗い道を歩き出した。
発車を知らせる汽笛が鳴る。
ゆっくりと動き出した列車は人気も無く、物音とともに小刻みに揺れた。
***
はい。どうもまりりあです。
ひらひら~がスランプです。どうしようもないです。
なので、一年ほど前に書いたもので間埋めます。
楽しみにしてる方が居たらごめんなさい。
ストーリーの枠組みは出来ているので、後は書くだけなんですけどね。
もう少し待っていてください。
それでは、またの機会に。